2015年10月4日日曜日

驕らないJapanWay。

なんだろう、この静かな感じ。見ているこちらは肩に力が入っているというのに、ジャパンのフィフティーンは“静かに”ミッションを完遂した、そんな印象。

IRB Rugby World Cup England 2015 Match24 PoolB
SAM 5-26 JPN○

大会公式サイトのマッチレビューの記事タイトルは“Brave Blossoms back in full bloom with comprehensive win as Samoa suffer”――桜満開。穏やかに、華やかに。

自らの力を信じつつも決して驕らず、地に足をつけて目の前のプレーに集中する。ボクシングに例えるならば、大振りのロングフックを狙ってくる相手に対して、足を使い、ジャブを出し続け、ボディブローで力と心を削いでいくような戦い方。大差の判定勝利。それはノックアウトと同列に語られるべき完勝。

これは強い。南アフリカ戦がフロックではなかったことを、改めて証明した。
だが選手は驕らない。「ボーナス」を目指して雑なプレーを選択することなく、目の前の勝利のみをきちんと目指した。誇らしい。

次の試合も、2019もきっと満開になる。季節がくれば桜は必ず咲く。



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