南アフリカに優勝してもらって、「あいつらに勝ったのは日本だけ。実質、俺たちがチャンピオンだな!」(笑)って言いたかったんだけども。
IRB Rugby World Cup England 2015 Match45 SEMIFINALS
RSA 18-20 NZL○
そのためか、スプリングボクスはすごくていねいにラグビーを進めていた印象だ。ハンドリングエラーに気を遣うだけでなく、特に無駄なペナルティをしないように細心の注意を払っていたと思う。そのためには冷静さと同時に運動の量も質も上げなければならない――それは日本との戦いで学んだことと言ったら言い過ぎだろうか。
トライを取られて逆転されてもその意識は少しも変わることなく、そして着実にPGを積み重ねる。スコアは互角以上の展開で進んでいく。
そして後半、数的不利のオールブラックスは特にそれを感じさせることもなく、じわじわ圧力を加えてきた。そして意表を突いたドロップゴールで点差を詰める。「飛び道具ってのはこういう風に使うんだよ」。
ここがひとつの転換点だったと思う。
スプリングボクスのハンドリングエラーが少しずつ増え、ラインアウトではマイボールの確保ができない。そうなると相手陣に入ってもすぐに戻されてしまう。
気がつけば22mラインの向こうに進むことすらできなくなっていく。
我慢比べでもオールブラックスのほうが上だった。どれだけ連続攻撃を受けても、ゲインラインを少しも突破させずじりじりと下げさせてしまう。スプリングボクスにはもう手立てはなかったなと。
得点差はわずかに2。
キリキリとする好ゲームだった。だがそれ以上にニュージーランドの凄味を感じた一戦だった。
オールブラックス守備固い。点差より差があったかも。 #RWC2015
— 144factory (@144factory) 2015, 10月 24
* * *
ARG-AUSは体力の限界につき観戦せず(^^;
南半球カップだった準決勝2試合を経て、決勝はオセアニア選手権に。
実は今大会ワラビーズの試合を1試合も見てないので予想はできません。
決勝は日本時間30日の25時から。チャンネルは、こんなすばらしい準決勝を放送しなかった地上波独占でおなじみの日本テレビです。
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