今回今さらながらに見てみた映画は「ゴーン・ガール」。
幸せを“絵に描いたような”夫婦。その妻がある日突然姿を消し、残されたのは事件の痕跡。夫にも疑いがかかる。はたして妻は?事件か失踪か?
・・・
ってサスペンスだと思ってたんだが(^^;
もしかしてそうなんじゃないかな、と思ったとおりに、それも前半のうちに行方不明の謎は解ける――というか見せてくれる。が、そこからの展開が想像のナナメ上!!
つまり行方不明事件の真相を追うドラマではない、ということだ。
あえて言うなら「復習劇」か。その相手は・・・ああ、これ以上はさすがに書けない(笑)。アメージング!!
監督はデイビッド・フィンチャー。「セブン」なんかに比べるとひたすら地味なんだけど、この後に残る舌触りの悪さ(褒めてます)はさすがとしか言いようがない。怖い怖い怖い。
映画的には盛り上がりに欠けるという言い方もできそうだけど。ちなみにこの話はベン・アフレックのような正統派じゃないと成立しないなと思う。
家族やらマスコミやらの周辺の「女性」たちが物語の鍵を握っている。
が、女は怖い、というのはちょっと違うかも。人間って怖い――こっちが正解か。
* * *
そのほか最近の記録。
「ベルリン 天使の詩」
実は初見。素敵な話なんだと思う。そう思いたかった。オシャレさんに思われるだろうか。
ダメだわ、肌に合わない。
「AKIRA」
久しぶりに見たような気がするんだけどね、んー、こんなんだったけか。
自分の感覚が老いたような気分にさせられる。
0 件のコメント:
コメントを投稿