2011年10月7日金曜日

わきまえる。

少し前の話。とある酒の席で、場をわきまえていないヤツがいた。仲間内の席ではなく、いろんな人がいる宴席だ。
そうそう気が長いほうではないので、瞬間的に首根っこつかんで、ほかのみなさまのご迷惑にならないように「説明」してあげた。

20も年下のガキに大人気ない、とは思ったが、考えてみれば20しか下じゃないってことは、世間的に見れば十分にオトナな年齢だ。
説明すれば十分に理解するだけでのアタマはあるようだし、すぐに被害者にも謝罪したしお許しも得た。その場のことは当事者以外気がついてないと思うし、俺も忘れるつもりで、その後は楽しく飲んだ。

でもさ、忘れらんないんだよね。
一番は自分の行動に対する自己嫌悪。手を出したりはしてないけれど、そうなっててもおかしくない自分の行動。それ自体が「わきまえてない」ってことかもしれないから。

そしてもうひとつモヤモヤしてるのが、どうもヤツが「悪いとわかっててやった」的な話だったこと。「失礼を承知の上で」ってことだ(も少し言うと、「誤用のほうの確信犯」)。そしてその行動がマジで失礼の極み。

わかんないなー。そこまで酔ってたわけでじゃないし、ましてや被害者はほぼシラフ。もちろん場が盛り上がるようなネタでは断じてない。
バカではないし、アタマの回転は速い。なのにどういうスイッチでそうなるのか・・・??

意味不明な事件を追う三面記事を見てるみたいなヘンな感じ。

*  *  *


ふと浮かんだキーワードが「体育会系」。
いわゆる体育会系の人って、「わきまえる」ことだけは厳しく教育されてるんだよな・・・。個人的にこっちのほうが心地いいだけなのかも。

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