2015年4月10日金曜日

自由への疾走 ~通勤電車で 2~

電車に乗り込んでふと見ると、席に座っている男性が、隣の女性にもたれかかるようにして、いや、体を預けるように眠っている。頭は90度以上は傾いてる。

カップルならばありそうな。でもおそらくは赤の他人。
まあ普通はいやがるんだろうけど、女性は椅子に浅く座り、背負ったリュックを枕代わりに提供している。なんと優しい。

熟睡している男性の手から、青いスマートフォンがぽとりと落ちた。それを見て思う。

「あー、なんか自由だなー」

それは決して嘲笑ではなく、憧憬に近い感情だ。
スマホを手放すという行為がなんだかその象徴のようで。

・・・ところでそのスマホ、誰も拾ってあげないのね(笑)。

まだまだ泥酔した人が乗り合わせる時間帯でもない。終電までまだ3時間ぐらいあるけど、あの人、どこまで行っちゃうんだろ。

時間からも場所からも、世間からも、自由。

2015年4月9日木曜日

反攻ならず。

3節まで勝利のなかったアントラーズ、ガンバが勝利した。その勢いに乗らない手はない。反攻の舞台は整った。

後半、吹っ切れたように、タテヨコナナメ、緩急をつけてパスが回る。
何よりも目の前の相手に向かっていく姿勢。相手ゴール前でのスリリングなシーンの連続。
それでいてリスクマネジメントも忘れてなかった。

同点で迎えた94分のラストプレイ、左サイドからのクロスがゴール前に上がる。フリーになった李のところに届くそのとき、前日の鹿島・高崎のロスタイム決勝ゴールがよぎる。

「行けっ!!」(祈)

2015 AFC Champions League GroupG MD4
△URAWA RED DIAMONDS (JPN) 1-1 BEIJING GUOAN (CHN)


後半のサッカーは楽しかった。おもしろかった。迫力と情熱を感じた。

逆に言えば前半のプレーが、ということだ。
勝たなければならない→失点できない→無理ができない、そういう負のサイクルに入ってしまった感じだった。それでもよく粘ってたんだけど。

勝ててないときはそんなもんかな。本当に開き直れるのに時間がかかる。

負けに等しいドロー。「反攻」どころか、残った首の皮はオブラート並みの薄さ。さすがに「まだまだ」とは言えないや・・。

スタジアムに行けなかった(行かなかった)僕が言う立場にはないのだけど、1.3万人(埼スタ最低記録?)は少ないな・・・。平日、雨、激寒、3連敗中という悪条件が重なっていたとはいえ。

2015年4月8日水曜日

「通訳日記」に残るザックの軌跡。

ハリルジャパンという言い方がなんか落ち着かないので、僕はハリホリさんと呼んでるわけですが(ハリホジさんよりもなんとなく呼びやすいけど、実は省略形としては正しくない)、彼のサッカー、ほぼ見てないでやんす。年度末に試合やんのやめてよぉ。

ただ漏れ聞こえてくる話では、縦に速いとか、堅守速攻であるとか、選手に対するコメントが意外にもやさしいとか。ふむふむ。

ま、公式戦見てからまた考えよう(^^;

で、そんなタイミングでやっとやっとやっと図書館の貸し出しの順番が回ってきた矢野大輔「通訳日記 ~ザックジャパン1397日の記録~」(そんなに読みたいんだったら買えよ>自分)。次の4年(3年?)に向けたリスタートのタイミングでこれを読むことになったのは運命のようなものでしょうか(たぶん違う)。

発売当初はamazonだったかで1位になったりとかしてたんだよなー。かなりの文字量なのだけど、もうイッキ読み!
ザックさんの通訳だった矢野さんの日記が淡々と記されていくだけ。でも、ふだん目にすることのない、会議室や宿舎やロッカールームや移動中の会話もそこには綴られているわけで、とにかく臨場感が半端じゃない。

こと選手と監督の間に入っているときは、矢野さんの言い回し(書き回し?)が徐々に監督と同化していっているようですごく興味深い。
ところがところどころに家族とのことが書かれていたりして、そうか書いてんのは矢野さんなんだと改めて気づいたり。

ザックさんが指揮をとった4年間、すべてを覚えているわけではもちろんないけれど、要所要所のことは覚えている。
そのときのチーム状況、戦術、目的、目標、結果、葛藤。書き残された言葉にはコミュニケーションのすべてが含まれる――あたりまえなんだけど、その「双方の言葉を話すこと」が通訳という作業。

そして見えてくるザックさんの日本チームと選手に対する愛情と信頼・・・。
涙しました、とは言わないけれど、結果は結果として、それでもこの監督でよかったんだろうなとしみじみしちゃったよ。

キャプテン長谷部誠に対する揺ぎなき信頼とそれに応えるだけの強さ。「マジメかっ!」
本田圭佑という上だけを見続ける真の個の力。
常にザッケローニと対話し続けた選手たちの凄味みたいなものもまた同時に見えたように思う。

・・・濃密な4年間を、たった数日で味わうもんじゃないな。疲れちゃうよ(^^;

追伸 アギーレさんのこと、忘れたわけじゃないのよ、もちろん。

プロジェクト・サーティ(序)通達

この日が来ることはわかっていた。
わかってはいたけれど、気づかないふりをしていた。忘れようとしていたのかもしれない。

2015年4月7日火曜日

共感の瞬間 ~通勤電車で 1~

電車を降りてホームを歩いていると、背後で「ごん」とも「ばん」ともつかない鈍い音が響く。振り返れば、降車が間に合わずにドアにはさまれた人の姿。
ぷしゅーと再び開けられた扉から少し慌てて降りてくる。

「おっさん、ダセェ」、と思う。

が、瞬時にまったく同じことを僕自身がやらかしてたことを思い出し、僕の耳たぶは赤くなっていく。

よくよく見れば、そのおっさんは僕と似たような年回り、ヘタすれば年下かもしれない。

なんだかそのおっさん(あるいは、おにいさん)が急激にいとおしくなり、改札口を出たところでそのおっさん(あるいは、にいちゃん)に声をかけたくなった。実際には絶対やらないけど。

「飲みにでも行きませんか」、と。

ほんの少し、社会システムからずれてしまった自分たちについて語りませんか。いや、そこに言葉はいらないか。

「熱燗、お好きですか」、と。今日は冷えます。

損傷。

半月板か。

軽症とはいえ、外足足副靱帯の炎症という診断が、ある意味甘い見通しだったことがMRIの結果で明らかになった。

引退まであと3ヶ月だというのに。

ここでのドクターストップという名の停滞は、これまでの成長という名の2年間をも水泡に帰してしまうかもしれない。
SLAM DUNKの中でアヤコさんもそんなことを言ってた。

バスケットボールの神様がいるのだとすれば、ずいぶんと意地が悪い。
だけど、今はその意地悪な神様に祈りたい気分だ。「あと3ヶ月しかないんです。また思い切りプレーする時間を与えやってください」と。

2015年4月6日月曜日

勝ちきった自信を持って。

祝!今季初勝利!ただし個人的に!!
リアルタイム(といってもテレビだけど)で勝利のホイッスルを聞いたのは今シーズン初。いやー、うれしいなぁ。

2015 J.League Division1 1stStage #4
○浦和 1-0 松本

あくまで贔屓目ではあるけれど、ハードワークを売りにしている松本よりもハードワークしていたのは浦和ではなかったか。
引かれた相手に対し、ボールを失ったところでのリスクマネージメントと切り替えの早さ。

ゴール前の人垣に対し、ゴールを割れるかどうかは運の要素も出てきてしまうのかもしれないけれど、カウンターの隙すら与えずに勝ちきったのは素直に喜んでいいだろうと思う。
先シーズンできなかったことでもあるし。

決勝ゴールの森脇は置いといて(笑)、やはり出色だったのは関根。久しぶりに迷いなく躍動する姿が見られたのは本当に良かった。24番が似合ってたよ(^^;
松本のサイドをズタズタにして、結果的に森脇の得意なエリアにスペースが生まれた。この勢いを忘れないでほしい。リオだってチャンスあるよ。

この時点で「単独首位」。なんて甘美な響き(うっとり)。
もうこのまま1stステージ終了でもいいよ。(←2ステージ制反対論者にあるまじき発言ww)

冗談はさておき、3勝したとはいえ相手はすべて昇格組。
いよいよ荒海へ、というところか。でもこのゲームの勝利は自信になる。その自信を持って、さあ行こう。

2015年4月3日金曜日

パート2を楽しむには。

教訓。
好きだった映画の続編は結局見ちゃうわけだから、ヘンにハードルを上げずに、斜に構えずに素直に楽しむべし。べし。
ということで、今回今さらながらに見てみた続編2本立て。

*  *  *

「テルマエ・ロマエII」
なんという感動巨編!www
もはやローマってことでなくて、日本文化の再発見映画になっているところがなんとも素敵である。

前作の感想→[こちら]

*  *  *

「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」
ヒット・ガール、思いのほか大人になってなかった(^^;
それはさておき、くだらないヒーロー物(失礼)が、いつの間にかスパイダーマンのような成長物語になってるあたりがびっくりだ。
そんなふうに感じるのは、たぶんB級だった1作目が“ヒットしてしまった”せいではないかと思うんだけど。それにしてもものすごい吸引力のある映画である。楽しいwww

前作の感想→[こちら]

*  *  *

両方の作品に共通して・・・お願いだ、もうパート3は作らないでくれ。このぐらいでもうお腹いっぱいwww

次は「アメイジング・スパイダーマン2」かな。

2015年4月2日木曜日

加圧トレーニング[シーズン2]#21

仰向けに寝っころがって本を読んでいると、坊主2号が近寄ってきて、僕の腹をポンポンと叩く。
丸い僕の腹(涙)は、叩くといい音がするのかあるいは触ると弾力が気持ちいいのか、たまにそういう行動に出る。

ポンポン・・・「あれ?やせた??」

いや、やせてないよ。
いくら同性とはいえ、家族とはいえ、小学生とはいえ、出っ張った腹をポンポンされるのは気恥ずかしいんだ。だから、君の気配を感じた瞬間に、おなかに力を入れたんだよ。

【2015年3月期】
トレーニング回数:2回

実は先月ケガした足の指の痛みがずーーっと引かなくて、前半はやる気が出なかったんですよねー、と言い訳をしてみる。
丸1ヶ月かかってやっと痛みは取れた。でもまだ少し腫れてるなう。
痛いのにスキー2回行ったから?

主要メニュー
有酸素系中心が1回、全体ガッツリが1回。特に目新しいところはないな。
そうそう、ガッツリトレーニングのとき、今までで一番軽く動けたような気がした。メニュー的にはいつもどおりだというのに。なんだろ。

計測
前月比、体重-0.4kg、体脂肪率-2.0ポイント。
シーズン2開始からは-1.1kgの+1.5ポイント。
ほら、やせてない(苦笑)。数字がよく見えるのは先月がひどかっただけ。

先月分へのリンク

2015年4月1日水曜日

走れ正直者。

4月1日である。4月バカである。
せっかく日々ブログなんぞを書いているのだから、この日には何かネタを投下したい。ずーっと考えてきた。

イメージとしては「嘘ではなくホラ
誰かに心配されるようなこともなく、もちろん誰かを傷つけるようなことはなく、それでいてリアリティがあって、しかもちょっと考えればエイプリルフールだとわかるような。
そしてちょっと笑ってもらえるような楽しいネタを。

ずーっと考えてきた。

だめだ。全然思い浮かばないや。正直者はこういうときに困ります(^^;

というわけで、おもしろいことも何もなく、新年度が始まります。

・・・ところでこの文章の中に重大な嘘が隠れていような気がしますねぇ(笑)。私はうそつきではありませんが、残念ながら正直者でもないんですよ(笑)。