今回今さらながらに見てみた映画は「search/#サーチ2」です。
「2」ってぐらいなので、当然「1」はありました。すごくおもしろかったやつです。レビューブログは→コチラ
でも単純な続編ではなくてまったく別のお話です。
行方不明になった家族(今回は母)を捜索する(サーチする)という基本プロットは同じ。そして、あらゆるシーンが“すべてパソコン/スマートフォンの画面上・ウェブカメラの画像を捉えた映像で進行する”という縛りの部分が前作からの継続ということになります。
まずすごく良かったのは、前作から「時代が進んだ」ということですね。前作がほぼPC画面だったのに対して、ツールとしてのスマートフォンは確実に世の中に浸透しているし、ウェアラブルデバイスといったものもある。
生活のDX化は一気に進んでいて、もはやデジタル/ネットワークのない生活は考えられないわけで、そこに「2」における盲点/着目点が存在しているわけです。
主人公は高校生。いわゆるデジタルネイティブな世代で、この世代なら誰しもがこれだけのスキル(単純な「検索」だけでないのがこれがまた)を持ち合わせているとはまったく思わないけれど、「できそうな気がする」という思いはものすごく感じました。
もちろんそれは素晴らしいことなんだけど、この作品の中で描かれる「追跡劇」を冷静に見ると、ある種の恐怖を感じる旧世代な私でもあります(^^;
マネしちゃダメよ、ゼッタイ。
そして何より、ミステリーとしての出来が秀逸!
「ああそうだったのか。参った!」でした。ホント、おもしろかったっす。
前述のように前作のストーリーとは関係がないので、単独でももちろん楽しめますよ。
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