2024年1月17日水曜日

嵐を呼ぶ男、シーズンイン。

雪不足でモチベーションがなかなか上がらなかったんですが、ようやくシーズンインです。

学生時代の合宿所でもあった栂池高原の定宿に到着し、宿の皆様にご挨拶をば。

「あら~おひさしぶり~」

確かに久しぶりだわ。記憶をたどると、ああ前回は2日目が大雨で滑らずに帰ったんだったなんてことを思い出す。あのときは息子2号と一緒だったはずで、とすると1号が中学に上がった後で、2号はえーっと・・・うわっ、たぶん10年ぶり!
調べたらホントに10年ぶりだった→当時のブログ

「ほんとすいません、ごぶさたしちゃって(平身低頭)」

おとうちゃんもおかあちゃんも、皆さんお元気そうで何よりです。僕もシニア券世代になりました(^^;

おなじみの景色(涙)
朝食中の栂池パークより

そんなこんなでいざゲレンデへ。
雪の量はまだしも、とにかく山全体が雲の中に入ってるみたいな感じで、とにかく視界が悪い。足元も真っ白で、滑りにくいことこの上なし。

テンション下がりめで早めにランチ・・・・そして。

午後、どんどん降る雪の量が増し、風もどんどん強くなってきた。視界もさらにひどくなって、ゴンドラの支柱は次の1本がようやく見える程度。
顔は「痛冷たい」し、正直ゲレンデに立ってるのがやっと。そもそもどっちに滑っていいのかすらよくわかんない状況ですからね、もうスキーになんてなりませんよ。
立ってるだけでどんどん新雪に埋まってく・・・。雪質そのものは軽くて最高でしたが。

こういう視界のときって、本当にダメなんですよね。
ホワイトアウトというのか、方向感覚だけじゃなくて平衡感覚すら奪われて、なんというか「遊園地のコーヒーカップを他人に全力で回されている」感じでさ、簡単に言うと「吐きそう」になっちゃうのよ。

なので早々に宿に戻って温泉温泉(^^;

ワタクシ、お仲間の皆様からは「嵐を呼ぶ男」とさんざん言われておりまして、まあ自覚症状もあるんですが、今回もやっちゃいましたね。
いやいや、大変な雪不足のシーズンですから、「やってやったぜ」のほうが近いかも。と自己を正当化して慰めております。

ニュースによれば長野県全域に大雪警報。そして県内で最も積雪があったのがここ小谷村。24時間降雪量、ゲレンデでは軽く50センチは超えてたでしょう。
風呂上がりにテレビで大学ラグビーを見始めたら、国立競技場の天気がどんどん悪くなって最後は大雪。それはさすがに俺のせいじゃないからな、と言っておきたい。

クロちゃん埋まった。

ただ翌日は雲ひとつない大晴天。絶好のコンディションの中、サイコーに楽しませてもらいました。
結果的に2日間で栂池の全営業リフト・ゴンドラを制覇してしまった(笑)。

もちろんシーズンイン初日ですから、ちゃんと練習もしましたよ。この全身に残る疲労感は、おそらくそれによるもの。
技術面、去年よりは少し状態はいいかな。でも雪質が良かったからね、そこは割引。

そうそう。愛用のゴーグルとヘルメットが経年劣化?でちょっといろいろ怪しいところが出てきました。こちらも10年選手なんですが(→当時のブログ、なんとか今シーズンいっぱいはがんばってもらいたい、そのように思っているのですが。
だって慌てて買わずにじっくりと選びたいもの。どうせまた10年使うんだし。


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