2022年8月24日水曜日

キャラクター。

今回今さらながらに見てみた映画は「キャラクター」です。
鳩の撃退法」に続いて虚構と現実の狭間の物語。

『キャラクターが描けない』と言われ続けたマンガ家の卵が、ある事件現場とその犯人を目撃してしまい、それをモチーフとして作品を描くことで売れっ子になる。
だがその作品の後をなぞるように連続して事件が起き・・・。


九郎義経と小四郎義時と平三景時がーと思ってしまった大河ファンです(^^;
それはさておき。

・・・あまりオススメはしません。R-15とレイティングされてますが、R-18でもいいんじゃないかぐらいのどぎつい映像表現(遠回し)ですし、そらにそれを劇中マンガでも見せられるというのはなかなかヘヴィですので。
そこを見せないと物語が成立しない部分は多いと思うので難しいところですが、そういう感じも含めて「マンガ的」だなと。すごく評判の高かったFukaseの演技も「マンガ的」だと思いましたです。

そういうインパクト強めながら、よーく考えてみるとストーリーそのものはシンプルで、クライマックスの漫画家の“アレ”まで想定できる範囲かなと。
ひとつだけ唐突すぎてびっくりしたシーンありましたが。小四郎のとこ。

ただ、それぞれの役者さんたちの怪演とも呼べる演技で、それはそれは重厚感のある作品になったと思います。

・・・が、ツメが甘いっ!(↓)

警察の到着の遅さとか、右手をダメにされたシーンとか、文通とか、さすがに説明足らんわ。大減点なり。


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