年の瀬の、振り返る時間。

駅に向かう道すがら、毎朝のようにすれ違う父娘がいる。家の近所に保育園があるんだ。

見かけるようになったころはまだ抱っこ紐の中で「あー」とか「うー」とか言ってる時期で、それでもお父さんはずーっと話しかけてるのが微笑ましくて。

やがて抱っこ紐に「前向き」に入るようになった女の子は、相変わらずずーっと話しかけてるお父さんの言葉に、少しずつ返事をするようになって。

最近は抱っこ紐が小さくなったのか、横断歩道を渡るときは抱かれているけれど、ちょっと自分で歩くようにもなってたり。

幼稚園の送迎バスを待っていた別の少女はいつの間にか小学校に上がってしまい、今は妹さんがバスを待っている。一緒にいるお母さんのお腹には3人目もいるみたいだ。

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普段あまり意識はしていないけど、ふと思うと時間はものすごく流れている。

そんなことを思いながら今、来年の年賀状のデザインをしてる――。

当然のように坊主どもの写真を見る機会もある。改めて見てみると、ずいぶんと、まあ何と言うか――「成長」と言っていいのかどうかわからないけど、少なくとも物理的なサイズはでかくなった。

そんなことを思いながら今、パソコンに向かってる――・・・

・・・のだけど、デザインに行き詰ってて、現実逃避中。
「サンダーバード ARE GO!」の保存用DVDレーベルの制作なぞをやっております。