夜の電車。繁華街のとある駅から発車しようとする直前、駆け込み乗車で男性4人+女性1人の若手社会人とおぼしきグループが乗ってきた。
女性はわずかに空いてた席に座り、男性陣は乗り込んできた位置そのままで輪になるように談笑。駆け込み乗車自体やめてほしいんだが、まあ車内でも楽しそうだ――ま、うるさいってことね。
うるさいけど、シーズンだしね、そういうこともあるよ。
気分のいいものではないけれど、まあしかたない、そう思ってた。
男性陣の会話が盛り上がってくると、仲間の女性も会話に参加したいのか、座席から中腰になって大声で会話に混ざってきた。おかげで彼女は結婚しているというプチ情報もゲット(笑)。
中腰→大声→着席のループ発生。横に座ってる人にご同情申し上げる。あれはさすがにいやだろうなぁ。
やがて電車はターミナル駅に滑り込む。多くの人が降りようと降車口に向かう。僕もその中のひとり。
が、扉の前にできている4人の輪はいっこうに解ける気配がない。
「すいません、降りま~す」
声を掛けたが動きはない。
「降ります!」
どいてくんない。
「そこ道開けろ!(怒)」
ああ、ついつい・・。
舌打ちのひとつでも聞こえてくるかと思ったけど、ただポカンとする若者たちの間を割るように降車した。
降りますと言われる前に道あけろ扉の前に立つ者のつとめ
正しいことをしたという気持ちは半分あるけど、残りの半分は怒りが収まらないのと声を荒げたことに対する自己嫌悪でないまぜになっている。
ごめんなさい、その後の車内ってきっとムード悪かったですよね。本当にごめんなさい。僕のほうがよっぽどワルモノだ。
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