2015年12月29日火曜日

蹴球納め。

飛田給に停車する各駅停車に乗り換えようと調布の駅で特急を下車。赤い人も黄色い人もみんな降りる。が、車内には柏レイソルのエンブレムのついたジャージを着た、おそらくU-15の選手たちが乗ったまま。彼らの行く末が若干心配でしたが、まあどうしようもなく(笑)。「次は府中に停まりま~す」

1年数ヶ月ぶりの味の素スタジアム、何が違和感って本来はホームチームが陣取る北側スタンドに入ったこと。なんか不思議な感じだ。埼玉スタジアムのいつもの席と同じような角度の座席をかろうじて確保してキックオフを待つ。

中2日ということもあるのか、前線の組み合わせをターンオーバー。ズラタンのワントップ、李と興梠はベンチスタート。

立ち上がり、いきなり関根の突破から決定機。コンパクトな柏の4バックには大外のスペースは狙い目だ。

圧倒的に押し込んではいるが、思いもよらぬアクシデント。30分すぎの柏木のケガ。
すべての攻撃の起点になっていただけに、ペースダウンを迫られることになった。少なくとも前半は「何も起きないように」時間を過ごす。

後半になっても停滞した構図は変わらない。
柏のタイトでコンパクトなディフェンスに対し、柏木不在の浦和は中央のコンビネーションは使えず、外の関根の一対一のみ。だがクロスまではいくものの中央を固められてなかなかシュートまで至らない。

一方柏の攻撃も30番への縦パスのみなんだけど、下手なファウルは命取り。慎重に慎重に。

圧力はかけ続けるものの、結果的に停滞したまま90分が終わった・・・。

延長に入るところで残しておいた交代枠2つを使い切る。もちろん、李、興梠。そしてシャドウの梅崎を左ワイドに残した。これが1つのアヤ。

いきなり興梠の李のコンビネーションからゴールに迫る。行ける。行けるぞ。再び圧力を強める。ゴール裏も「Pride of URAWA」を叫ぶ。

そして延長後半12分。通算タイム117分、歓喜の瞬間。梅崎からのクロスに合わせたのは李忠成!
かけ続けた圧力が、ついに柏のゴールをこじ開けた!

第95回天皇杯全日本サッカー選手権 準決勝
○浦和 1(ext)0 柏


チュンくん、元日もヒーローになっちゃっていいよ!
柏木は大丈夫だろうか。もしNGなら・・・ベンチに啓太?!

これで2015年は「サッカー納め」。「サッカー初め」は1月1日、場所は同じく味の素スタジアム。テレビの前で応援したいと思います。

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