2015年12月28日月曜日

「ナンカチガウ」に抗う。

ほとんどの方は興味がないでしょうが、少しだけカミングアウトしますと、僕、今、ほとんど坊主頭です。絶滅危惧ワードで言うところの「スポーツ刈り」(笑)です。「オシャレBOSE」の雰囲気はどこにもありません。
なんでそんなことになったか。「切られてしまった」に他ならないのですが、原因をきちんと探ると、根っこには別の問題が潜んでいるように思えてなりません。

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長年通った美容院ではなく10分1000円の床屋に行くようになってほぼ1年、痛感しているのが「伝える難しさ」。
言葉選びの試行錯誤はしているものの、基本的には毎回同じ内容を伝えているつもり。同じ髪型にしたいので。ところがなかなか「伝わり方」は同じにはならない。

相手が必ずしも同一ではないということもあるだろうが、何よりも時間がないというのが最大のポイントなのかな。
言葉のキャッチボールをしながらコミュニケーションの溝を埋めていく時間がほとんど取れないということ。
「担当者」というシステムがある予約制の美容院のメリットを最も感じる部分である。

たとえば「まず【A】してもらって、【B】を【C】のように」とオーダーしたとしよう。【A】を聞いた段階でもうそれだけをイメージしてしまう人もいるだろうし、最後に聞いた【C】だけが強く印象に残ることもあるだろう。で、時間がないからそのイメージのまますぐにカットに取り掛かる。途中でイメージのすり合わせをするような時間も当然ない。
今回の場合は「全体に短くしてもらって、で・・・」とオーダーした。「・・・」の部分は結構細かくわかりやすく言ったつもりだったんだけど、ことさらに「全体に短く」が強調される結果となった。そして10分とかからずにスポーツ刈りの完成・・orz..

短くなっただけならまだしも、やっぱり仕上がりは「ナンカチガウ」。この違和感は毎回のことだ。僕はついに「なんか違って当然」と割り切ることに。

そしてその違和感を払拭するため、前々回あたりから風呂場で自らハサミを握り、鏡に向かって最終的な微調整をしてるのよ、これが。ちょきちょきちょき。
鏡見ながら切るって相当難しいし(奥行き方向を必ず間違えるw)、当然のようにリスク(笑)もあるんだけど、多少納得するためにはしかたない。だーれもそんなの気づかないし気にもしないんだろうけど。

短い髪をさらに短く――。
写真は愛用のハサミ

とりあえず、頭寒すぎて風邪ひきそう(T^T)

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