2015年4月23日木曜日

「minna minna minna」

すっかり遅レビューになっちゃったけど、4月4日公開の「We are REDS! THE MOVIE ~minna minna minna~を劇場鑑賞してきた。

「開幕までの7日間」の後編にあたるのだけれど、残念ながらあのときに望んだハッピーエンドを迎えることはできなかった。

そこに至るシーズンの紆余曲折、公式サイトの「イントロダクション」に書かれていたこと、そのままだと思う。引用させていただく。

太鼓や横断幕がスタジアムから消え、22年間、クラブとサポーターが築き上げてきた大切なものに危機が訪れ、誰も忘れる事の無い2014シーズンが終了。

それは、応援するとはなにか?家族とはなにか?改めて選手、スタッフ、サポーターひとりひとりが、愛する浦和レッドダイヤモンズについて考えた1年だった。
応援する者と応援される者。支える人と支えられる人。互いにリスペクトしあう心。

これまでと違うシーズンの中で、優勝を目指し戦い続ける選手。苦悩する選手。
日々サポートを繰り返すチームスタッフ。
公式サイト「イントロダクション」より


そうだよね。スクリーンに映ったりはしてなかったけれど、僕もひとりの当事者だからね。

自問自答してきた。喜んだり、笑ったり、せつなかったり、苦しかったり。1シーズンが100分間に濃縮されて、感情がめまぐるしく動く。

ラストシーン近くでのチームスタッフの言葉でちょっと気がついた。
映画としてはハッピーエンドではなかったけど、あるいは仮にハッピーエンドであったとしても、それは瞬間のことでしかなくて、またJリーグは続いていく。決して「エンド」ではない。
だからいずれどこかで訪れるであろう「ハッピーの瞬間」を求めて、自分なりに応援を続けていこうとそんなふうに。

贔屓目かもしれないけれど、音楽も編集もすばらしく良かった。いい時間でした。

“minna minna minna”are REDS!!

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