自分のやりたいことって何?
自由って何?
人生って何?
そういうごくごくありきたりの若者模様を、いわゆる旬の役者で描く青春映画です。
バンドをモチーフにはしてますが、音楽映画って感じではないですね。
そんなわけで、今さらながらに見てみた映画は「ソラニン」です。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの主題歌が印象に残ってなかったら、見なかった可能性が高いかもなー。
ストーリーもごくごくありふれた感じで進行していくんだけど、それでも見続けられたのは、芸達者なキャストの力によるところが大きかったと思う。
が、終盤、そのキャストの演技に、ちょっと鬼気迫るものが出てくる。
そしてラストのライブシーン。
気がついたら、テレビに1mほど近づいてた。
・・・宮崎あおい。す、すげー・・・(絶句)
それまでのストーリーは、すべてこのシーンの宮崎あおいのために用意されていたもの、そんなことも思ってしまった。圧巻の演技。圧倒的な存在感。なのに透明。
やられた。
彼女の演じる芽衣子の持つ毒のようなものに。
「太ったヤツがベース弾いてますが何か?」の加藤役、やけにベースの上手い役者さんだなーと思ってたら、逆でした。やけに演技の上手いベーシスト、from サンボマスター。
失礼しました、エンドロールまで気づかなかった(^^;
そのぐらい、すばらしい演技でしたよん。
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