FIFA Women's World Cup Germany 2011
QuarterFinal Match25
Germany 0(et)1 Japan
後半ロスタイム。それから延長後半の得点後の十数分間。
一番怖かったのは、ドイツのパワープレーではなくって、その勢いに負けて “ペナルティスポットを指差す審判” ってやつでした(^^;
日本から見た完全アウェイの雰囲気に飲み込まれてたのは、我らが日本代表ではなく、主審と副審(特に手前側)でしたから。
佐々木監督曰く「アウェイの雰囲気は中国で慣れてますから。(キッパリ)」・・・言っちゃった(笑)。
ゴール前への単純なアーリークロス自体は、そんなに怖くなかった。海堀は小さいけどハイボールには強いし(苦手なのはDFラインの裏のスペースへの飛び出し対応)、岩清水も熊谷(←個人的
それよりもサイドのスペースにボールが出て、DFがつり出されて、サイドからクロスが入ってきてゴール前でごちゃごちゃ・・・みたいなのがおっかなくって(足の長さが違うからさ)。だもんで、ドイツの選手が走れなくなって単調になった瞬間、「行けるかも」とは思いましたよ。
そうは思ってもさ、ドキドキはするわけですよ。
こっちだって徐々にみんな走れなくなってきてるし。がんばれ、超がんばれ。見てるこっちでさえ苦しいのに、彼女たちの強い意志は揺らぐことはなかった。そう思います。その結果が、勝利だったのだと。
男子のワールドカップや他の競技でもそうですが、苦しい試合をモノにして、涙を流すシーンがあります。我が家では、それを「喜びすぎ」と呼んでいます。涙を流す=目標達成。一度途切れた気持ちは立て直すことは容易ではなく、たいていの場合次の試合に敗れてしまうのです。
今回の試合後、なでしこたちは多少目が潤んでいる人もいましたが、多くの選手は笑顔とともに、さらに前を見すえた強い光を目から放っていました。そして口々に「決勝に行って、優勝したい」、と。
ドイツを倒しても、そこはあくまで通過点。
我々も上を見ながら応援したいと思います。
次は水曜日深夜。会場は今大会のメイン会場であるフランクフルト。フランクフルトといえば、どうでもいいけども稲本潤一と高原直泰。あと2試合、ここでやれたらいいなぁ。
あ、そうそう。
澤さんと真奈ちゃんを見間違えるわけないだろ(笑)。
映像を何度か確認すると、岩渕にボールが入った瞬間に、丸山はすでに裏のスペースに向けて走り出してました。ボールが来ることを信じて。
で、振り返るとすでにボールは飛んできていた。つまり、「岩渕が落として、それをダイレクトで澤がパスする」一連の流れは、丸山は見てないんです。
なんと見事な「三人目の動き」、なんと素晴らしい「信頼関係」。ビューティフルゴールとはこのことです。
おまけ。元うちのエース、誕生日おめでとう。そして120分間おつかれさま。次こそゴール、期待してます。澤さん、股間大丈夫?解説のハワイさん、叫ぶと千葉真子みたいな声になるな。
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