今回今さらながらに見てみた映画は「おじいちゃん、死んじゃったって。」です。
岸井ゆきの演じる主人公の、祖父の葬儀に集まった家族・親族。
個々の事情だったり、健在化してしまう本音だったり、まさに「人それぞれ」としか言いようがないのだけれど、反目しようが何しようが、それでもやっぱり家族は家族なんだよなと思ったり。
コミカルにドタバタに笑わされ、そしてしんみりともさせられて、いい意味で「邦画だなー」と思ったわけです。
まあ演者がやたらに芸達者なおなじみの面々、ということもあるんだろうけれど。
岩松了と光石研の正反対なのにやたらそっくりな兄弟なんてさすがとしか言いようがないし、いとこ役の小野花梨も雰囲気あったなぁ。
生と死はつながってる――。そんなことも考えさせられる、いい映画だったと思う。本当に。
でもね、超個人的な理由で、このタイミングで見るべき映画じゃなかったなと。心の奥のほうがしんどかった。
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