2023年12月20日水曜日

またこの場で戦うために。

深夜の試合を見て、明け方にこの文章を書いてるので少々センチメンタルが過ぎるような気もするけれど、眠れないほどに興奮するこの場に、ホンモノの「世界」を感じることのできるこの場に挑めたのは本当に幸せなことだと思う。

実力差は感じたし、内容を考えても結果は妥当だとは思う。思うけど、下馬評は別にして、本気で勝ちたかったし、チームは勝とうとしてたから、ただひたすらに悔しいのも正直なところ。
この舞台でやり返すためにも、さらに世界に近づき追い越すためにも、まずはこれを「継続」していくしかない。くそう(涙)。

Urawa Reds (JPN) 0-3 Manchester City FC (ENG)

ボールを持たれるのは想定内。だけどしっかり前からプレスをかけ、運ばれたら4-4-2のブロックを敷き、シュートコースにしっかり入り、そして最後は西川――マチェイさんだけでなく、大槻組長、リカさんとともに積み上げてきた浦和の守備組織と守備意識は十分に通用していた。

が一方で奪ったボールを押し戻す、ビルドアップの部分には相当苦労させられて――はっきり言うと「どうにもならなくて」――前半30分以降はPA内に張り付けらる時間が長くなった。

そうした流れの中で発生してしまったマリウスのオウンゴールは「しかたない」ことだけど、内容からすると失点は時間の問題だったようにも思えるし、アディショナルタイムだったことを考えると非常にもったいなかった気もするし・・・。

ただ大切なのは後半、どう立て直していくのか、そこに尽きると思ってた。


が、浦和の押し戻そうという意図よりも、シティの「余裕」のほうが1枚(いや数枚か)上手で、ボール回しはさらにスムーズになり、浦和の前への意識によって生まれてきたスペースを突く鋭さも増してしまった。

シティが上手いのはわかってたけど、特にすごかったのは1対1、コースを切る守備だったな。走るコース、パスコース、すべてに先回りされてた感じ。カバーリングもね。

ただゲームの趨勢が決まってしまった後、シティ側のプレーが少しばかり雑になってきて、そうすると「崩す」までにはいかないにせよ、攻撃の「雰囲気」が出てきたことも確か。
選手はきっとそれを肌で感じたんじゃないかと思う。

こうした経験や体験、できたことできなかったこと、ひとつひとつを、また積み上げてここに戻ってこよう。

3位決定戦も何かしっかり得てこよう!!


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