完敗したという結果を先に知ってしまって、その後に見逃し再生するってのはなかなかしんどいものがありますが、一応、見た。
横浜 4-1 浦和●
♪長いリーグ戦締めくくるキックはゴールを逸れた・・
変に茶化すつもりはないけど、この試合だけじゃなくてシーズン全体としても「ゴール」からは逸れてしまったのかな、という気がしている。
(祝ユーミン50周年!「ノーサイド」はもちろんラグビーの歌ですが、フットボールつながりということで)
優勝争い只中のチーム(調子を落としているタイミングだったらまだしも、いいところで中断期間があったからねぇ)と、ただの消化試合なチームだと、まあこんな結果にもなってしまうか。ましてやちょうど「次の監督」が取り沙汰されているタイミングでもあったし、モチベーションの差は大きい。
思い返せば今シーズンはすごく期待も高くって。
- 前年度のリーグチャンピオンに対して見事に完勝して今年は行くぜって気分になって(このスーパーカップがピークだったのかも)
- 開幕タイミングのクラブ内パンデミック+過密日程+連続退場処分で選手が揃わずにスタートダッシュに失敗
- 得点力が上がらないままなんと8試合の連続ドローで勝ち点が伸びず
- VARで得点が取り消されまくり(これはしょうがないんだけど)
- 海外アウェイを経てようやく形なるものが見えてきて
- 新しい選手起用も含めて好循環のタイミングがようやく訪れて
- 6月7月は無双状態、この破壊的な攻撃力は何?と浮かれ
- さあここからというところで今度はケガ人が次々に出てしまい
- ラストピースだと思われていたセンターフォワードが予期できない離脱をし
- 相手からの研究もあって勝負所で難しい戦いを強いられ
- だけどアジア相手の大切な試合は総力をもって勝ち抜けて
- またまたパンデミックの影響があって足踏みが続き
- 残されたタイトルも一番バイオリズムの落ちてるときにガッカリ結果で
- 最後ぐらいは、と思いながらもなかなか思い通りにいかなくて
2021シーズンは「リカさんの修正」が冴えわたったはずだったのに、2022シーズンはうまくいかない流れがくると、そのまま修正できずに試合を終えてしまったな。
飲水タイムがなかったこと?
選手が修正できなかった?リカさん側の問題?
チームの引き出しは増えた?増えなかった?
あまりにもいろいろありすぎて考えすぎて、結局チーム全体が「硬直化」してしまったかなぁ、という感じ。試合だけでなくシーズンそのものも修正できなかった。
特に3年計画の3年目という、結果に対しての無言の圧力もあったろうし、それに固執したか。
できることなら条件が整った中でもう1年見てみたかった気もするんだけど、与えられた条件の中で結果が出せなかったということもまあ事実で。やむなし。
リカさんのこと。
— 144factory [kaz144] (@144factory) October 30, 2022
今まで僕たちが知らなかったサッカーを浦和にもたらしてくれたのは確か。
一方で最終的に結果を出せなかったのもまた事実。
いい監督だったよねーで思考停止すると、またあの数年前を繰り返すことになる。
残念だけど「満了」は納得。#urawareds
今シーズンは全体としてしんどかったけど、楽しい時間もそれなりにあったし、素敵なサッカーも見ることも多かった。
リリース文の「監督職を解除」ってなんか不思議な表現だが、僕の中では感謝とともに「満了」です。
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