2021年9月4日土曜日

【TOKYO2020】心地よい疲労感。

夕方、中継を見始めて、まずはボッチャ団体の日本チームの熱戦に興奮して、何気なく見始めたアーチェリーのギリギリのせめぎ合いに魅入られて。

そして、競泳男子100mバタフライS11。こんなに濃密で締め付けられるような1分間っていうのもなかなかない。


うれしかったなぁ。リオのことも思い出して、もらい泣きしちゃったな。

さらに、車いすバスケットボール男子準決勝。
世界トップの相手にそう簡単ではないと思ってはいたけれど、いつものように厳しいディフェンスから走る。持ち味を存分に発揮してじわりじわりと追いすがる。その得点経過とともに見てるこちらの心拍数が上がっていく。


ここでまだ終わりじゃないけど、考えられる以上の成果を出してくれたと思うよ。

さらにさらに、車いすテニス女子シングル決勝。
世界ナンバーワンに対して、7度のマッチポイントをしのぐ上地。もはやコートを左右に動く力もほとんど残っていないように感じるのに、粘って粘って王者を追い詰めていく。


最後は届かなかったけど、手に汗握るってのはまさにこのことで、呼吸することも忘れるようなゲームを見せてくれて、ほんとに感動したんだ。


ふと気づけば、もうすぐ日付が変わりそう。なんと心地よい疲労感だろう。
もっと最高の週末がやってきそう、そんな予感。

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