今回今さらながらに見てみた映画は「ANNA/アナ」です。
リュック・ベッソン監督、おなじみの“戦うヒロイン登場”、であります。
まさに米ソ冷戦時代の1990年。パリのファッション界に誕生したスーパーモデルANNAは別の顔を持つ。その本業はKGBのスパイ(というか、こロシアですね)。
次々にやってくる任務。そして危機。彼女自身が求めるものは何か――。
スパイアクションなんで、スリリングに二転三転していきます。僕みたいなボケーっとしてる奴は通常置いてきぼりを食らうことになるんですが、この作品は「時間軸を巻き戻し」、「その時点で本当は何が起こっていたのか」を解説してくれます。
親切(笑)。
その回数がやたらに多い、という点は良くも悪くもあるかもしれませんが、少なくとも意味不明になる度合いはものすごく少ないし、「そうか、あの時点からそうなってたのか」という主人公の心情の移ろいもイメージすることができたりもするのです。
そうするとね、彼女の行動すべてがひとつの線でつながってるような気さえして・・・応援しちゃうよね。
ましてやあの美しさ!!
本当の本物のスーパーモデルさんらしいんですけど、何よりもあの瞳。こんな色があるのかというぐらいのブルー。マジで吸い込まれそうでした。
脇を固める役者さんも良かったし、リュック・ベッソンはこのぐらいの作品がいいのかもしれない。ヘタに超大作とか手掛けないほうが・・・(笑)。
おもしろかったっす。
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