2021年9月19日日曜日

真実の時間。

実はもうシーズンは終盤に入っていて、残り試合のことを我らがリカさんは「真実の時間」と表現した。
目標のひとつであるACL出場権に向けて落とせないゲームが続くし、ルヴァンカップと天皇杯はもちろん狙いたいタイトルだし、3ヶ年計画の2年目、リカさんのチームが「結果」という形で成果を残すためにも重要なことは間違いない。
ン十年前の「なんとかファイブ」に比べたらなんとポジティブな表現だろう・・・。

○浦和 2-0 C大阪

まさに“唐突”にやってきた先制点のシーン。解説の戸田さんが「美しい」と表現したゴール。縦パス2本で一気にシュートまで行った映像だけを見るとカウンター攻撃みたいに見えるんだけど、実際には左サイドでためて、戻して、中央に降りた平野に渡して、そこから縦パス、というビルドアップの結果なわけです。
細かいところはよくわからん(笑)けど、立ち位置の「妙」であることはわかるし、キモは関根があの微妙なところでドフリーになっていたという事実。


つまりそれは攻撃の際の立ち位置が素晴らしく整理されてきたということ。

さらにほぼ危ないシーンがなかったということは、攻撃から守備への切り替えの早さと、プレスに行ったときのコースの消し方とその「次」での狙い方、それが外されたときのカバーリング・・・すべてが攻撃のときと同様の「立ち位置」の正確さではないかな、と思う。


そりゃまあ後半のカウンターのチャンスでユンカーやら達也やらが決め切ってくれれば最高オブ最高だけれども、1年かけて作ってきた僕たちのチームが、ここまでちゃんと成果を見せてくれることへの喜びったらないわけですよ。

真実の時間、それはまぎれもなく形になりつつあって、必ずや・・・と信じられるに足る一戦だったと思う。
完勝っ。


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