2020年7月9日木曜日

必殺技「ザ・ストライカー」炸裂。

前節の横浜FMとは違い、仙台は徹底的にサイドを突いてくると予想される。クロスボールに対する処理はどうか。
攻撃面においては多少ボールが持てる(=持たされる)ことも増えるかもしれない。

こういうシロートでもわかる戦前予想に対して、はたして先発メンバーは。
DFラインはまったく変更なし。空中戦うんぬんよりも継続性のほうを選んだということだろう。若いCBコンビがファーストチョイスというのは夢しかないですなっ!槙野またベンチ外だけどケガとかしてんのかな。
CMFは柴戸を残して柏木を起用。これは攻撃面の変化をつけたいという意図がよくわかる。

試合は18:00キックオフ。当然間に合わないので情報遮断の上、DAZNさんで20:00追っかけキックオフ。
この時間なら選手は試合後に新幹線でその日のうちに帰ってこれる。安全のためにもいい試みだと思う。


最初の攻撃で汰木→杉本で決定機があるものの、その後はざっくり仙台ペース。
ボールを持たされても攻め手がなく、プレーそのものもいまひとつピリッとしない浦和は、ボールを奪われて早いタイミングでウイングを使われることの繰り返し。選手個々の役割が整理されていて、木山監督のチームに明らかに成熟度で上回られてる。
ただ決定的な形もギリギリなんとかしのぐ展開。岩波のスライディングクリアは痺れたねぇ。

がしかし。仙台から見れば「好事魔多し」か。
45+1。この試合に向けて前節をスキップしたレオが、ボックス内で絶妙のトラップから相手を背負いつつの「コースあった?」なさすがの一発。これぞストライカー!

最高の時間帯に先制したにもかかわらず、後半立ち上がりにいかにもな形(涙)で同点に追いつかれるものの、互いに徐々にオープンな展開になることで徐々にペースを握ることが出来た。いけるいける。

68分。守備にポストに奮闘してた杉本――僕的信頼度(笑)はかなり上がってきた。ツートップはやりやすそうね――に代えて、満を持して“仙台キラー”投入。

すんごく狭いところを関根がレオに通し、レオがすんごく狭いところをボックス内の興梠に流し、興梠は「外へのターン」でDFを置き去りにして・・・興梠らしいとしかいいようがない。まさしく必殺技!ナイスゴール!

仙台 1-2 浦和○

リーグ再開後の2試合を、不細工(まだまだです、正直)ながらも1勝1分(歓喜←単純)。
勝負強くなってきてるのか、あるいはちょっとの幸運のおかげか。次節は試金石となる一戦。てかゼッタイに勝ちたい相手なのだ。



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