2020年7月27日月曜日

積年の思い、ここに。

2007年12月、シーズン最終節。目の前でつかみ損ねたリーグ連覇。
左サイドからのグラウンダーのクロスがDFラインとGKの間に入ってくるシーンは忘れたくても忘れられない。

あれから13年。横浜FCに恨みはないけど、ケリは着けとかなきゃならない、そんな一戦。

横浜FC 0-2 浦和○

立ち上がりから相手の圧力、というか個の力に気圧される。両ワイドの推進力、そしてトップの斉藤光毅のドリブルは止められそうで止められず、相変わらずの俊さんのなんとも言えないふるまいにはいつも危険と隣り合わせな緊迫感がある。
ただ、この日の浦和の鈴木・槙野コンビのCBは集中力が強烈だった。危ないっと思っても、そのプレーが終わってみればそんなに危なくなかったかも?みたいな感じ。安易に使いたい言葉ではないけど、「気合」っすよ。いやホントに。
セットプレーのチャンスでもこの2人の存在感は大きかった。結果にはならなかったけど、むしろファール取られてたけど(笑)、大輔先生の高さ、マッキーのアクロバティックなプレーには痺れました。

何より、この2人を中心に「声」が出てる。
連敗中に感じていた大きな問題点のひとつだから(よく聞こえるもんね、声)。

CBからの長いフィードはあまり期待できるわけではなく、右のSHに入った柏木にもスピードはない。そうした中で、スピード感溢れる攻撃から先制点が入ったのだからおもしろいというか何というか。
しかもこれが、実にいい形で(^^;

最終盤、逃げ切るために5バックのマンツーマン的システムに変更して、んで逆に決定機を作られたときには泣きそうになりましたけど、その直後に守備のために投入されてた柴戸が長い距離を走って、同じようにバイタル埋めてたはずのエヴェルトンに送って追加点ってのはどういうことやねん?と笑いました。

サッカーって不思議なもんです。

そう思えば、13年前の首位と最下位の対決で、最下位のほうが勝ったこともなんだか納得できる気もするわけで。

あの日プレーしてた選手はもうあべゆしかいないわけだけど、僕たちはずっと思ってたから。なんか積年の思いが昇華したような気さえしています。


山中が内側のレーンを使ったとき(しかも深く入らなかったとき)、相手カウンターの阻止とセカンドボールの回収という二重の意味で効果ありそう。そのうち入るぜ、あのミドル!
ちなみに先制点のシーンでは関根が内に入ってたわけですが。柏木もか。


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