2019年5月17日金曜日

荒野の道は長すぎて。

今回今さらながらに見てみた映画は「あゝ、荒野」。いろいろ受賞してる作品で、ならば見てみようかと。

・・・でも。

前後編合わせて5時間超。いくらなんでも長い。長すぎる

人物の心理描写をていねいに、というのはわかる。わかるけれど、いくらなんでも冗長だと思う。なんやねんこの長回しと思うこと多々。
わけわからない大作の私小説を読まされているような気分になった。

いや、小説ならまだアリなのかもしれないけれど、映画は小説に比べると「PUSH」だからね、押しつけがましくなっちゃう。

まあ長いぶん、役者の演技は堪能できる。菅田将暉はさすがだし、ユースケ・サンタマリアもこういう役回りもできるのかと感嘆した。

・・・でも。

やっぱり長すぎた。後編の頭で何も展開しないことに業を煮やして、途中で見るのをやめた。

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