2018年8月16日木曜日

90分走るウルトラマン。

青木の強烈ミドルがカミンスキーに阻まれ、舞い上がったボールの落下点にいたのはファブリシオ!左足ダイレクトボレーを左隅に叩き込む!!
ちょっとオフサイドかも。VARなら取り消されているかもしれない。青木のシュートが速すぎて副審が判別できなかった説。
ちなみにゴール後のパフォーマンスは「ウルトラマン」――髪型つながりみたいだけど、本人はウルトラマンのことは知らなかったそうな(笑)。ちなみにスペシウム光線を打つときの手は、水平のほうが前だからな。誰か教えてやってくれ。


2試合連続無得点、そしてこの試合も前半無得点だった浦和にとって、大きな大きな先制点だった。前半の試合展開からすると、磐田を崩しきれずに一発でやられてしまう可能性もあった。現に決定機を1つ作られてたし。ホント、このゴラッソは大きかったよ。

2018 Meiji Yasuda J1 League #22
○浦和 4-0 磐田

と思う間もなく追加点はまたもファブリシオ。ポジショニングもゴール前の落ち着き(小さなシュートフェイントが入ってた)も見事としか言いようがない。
ラストパスを出した武藤もすばらしい。得点こそないものの、相手のいやなところに走り込み続けるプレーは数字には表れないけど貢献度めっちゃ高い。
その武藤と絡む森脇も良かったなー。武藤とポジションを入れ替えながら右サイドの起点になり続けるプレーは、まだまだ橋岡よりもレベル高いですねぇ。どちらがいいということではないけども。


ここから先は攻める時間帯もありつつもリスク管理もしっかりしてた(これがオリヴェイラのスタイル)ので、怖さはなくなった。そのリスク管理の中心にいたのは久々先発の阿部。さすがなのです。あべゆとハサミは使いようなのであります(笑)。
特に磐田の選手交代で異物感のひどい選手が出てきてからは磐田の攻撃そのものが形にならなくかったし。勝手にラフプレーして勝手にキレて勝手に転がって・・・何がしたいねん大久保め(怒)。

そうして磐田の気持ちが落ちたところでの3点目は、必殺コーナーキックから槙野!
マークを外されたのに追わなかった大井のプレーが「落ちた」象徴でしたかね。

仕上げは交代で入った荻原のカウンターからのファブリシオ!
90分走ってまだあのスプリントとあのシュートの精度。いやはや恐れ入りました。

ポンテさん、貴方の送り込んでくれた選手は、私たちにとって欠かせない選手になりましたよ・・・。

夏休み最後の夜はいい夜になりました。

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余談ですが、ファブリシオはウルトラマンよりも「そらジロー」のほうに圧倒的に似ているという巷の評判です。

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