「終わり」とは書いたものの、「終わり」ってなんだろう。球場から自宅に向かう列車の中でそんなことをぐるぐると考えている。
確かに試合は終了して、勝者と敗者という明確に立場は分かれた。
でも負けたからといって終わりなんだろうか。
もちろん勝者には次の試合があるのだけれど、負けたチームに次の試合はないのだけれど。
この瞬間は「終わった」のは間違いない。でも「次」はきっとある。「明日」はきっとある。
選手たちはよく「感謝」を口にします。
それはすばらしいことだとは思うんですが、ちょっと違う気もしているんです。
あななたちの努力にこちらが相乗りさせてもらっているだけなんだから。こちらこそが「感謝」ではないのかと。
こんなにも熱い夏を届けてくれた彼らと、彼らを取り巻く皆様にこそ、感謝を。
ありがとう。おつかれさま。悔しいけれどすばらしいゲームでしたよ。
願わくば、この勝手に盛り上がって勝手に感動してしまう無責任なおぢさんたちを、またこの場所に連れてきてくれたりなんかしたらうれしいなぁ(はーと)。
このブログは甲子園から帰る新幹線の中で書きました。
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