2018年8月17日金曜日

巻き戻り行き交うサスペンス。

今回今さらながらに見てみた映画は「ザ・インターセクションズ」です。

交通事故で最愛の母が昏睡状態になり、その原因が義父だと疑わない学生が、酔った勢いでチンピラに義父殺害を依頼してしまう。チンピラと行動をともにするダンサーとの3人によるクライムサスペンスなロードムービーって感じでしょうか。

実は最初に“ひとりレイトショウ”を敢行したところ寝落ちしてしまいまして・・・。「こりゃおもしろくないのかしら」などとも思ったんですが、念のためもう1回頭から見直してみたわけです。そしたら案外(笑)。

おそらくとっつきは悪い映画だと思います。タイムリープではないけれど、画面を2分割して同時に違う行動を取る主人公を描いたり、時間軸を巻き戻すことで展開に意外性を持たせたりすることが多発するので、ちょっと幻想的というか、幻覚のような感じを受けるんですよね。この「幻覚」っていうのもキーワードのひとつになってたりします。

ただその演出手法さえイヤにならなければ、次々に明らかになってくる真実っぽいものにいちいち驚いたりできるわけです。それはもちろんラストシーンまで。
そういう意味では僕はそれなりに驚きを持って楽しんで見終わったかと思います。

ま、ただの金持ちのバカ息子の話といえばそれまで(^^;

『1人を殺すには2つの墓がいる』

何度か出てくる言葉なんですけど、映画の内容との関わりはよくわかりませんでした(笑)。

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