2017年7月10日月曜日

ホームでの逆転勝利を素直に喜びたい。

サスペンションの遠藤のポジションには那須。それ以外は、ごくごく「普通」の先発メンバーだった。サブのほうは少々台所事情が苦しいのが見え隠れしているが。

困ったときには原点に立ち返る。そういうことでいいんだと思う。

2017 Meiji Yasuda J1 League #18
○浦和 2-1 新潟

武藤がいると前線が活性化する。必ずしも効率的ではないかもしれないけれど、動き続けることがコンビネーションのきっかけになっていることは間違いない。
左ワイドの宇賀神というのも落ち着く。停滞気味だった左サイドが使えるようになってる。

そういう「普段どおり」な攻撃面の好循環は、「いい流れ」を作っていたように思えたのだけれど。

その効果は守備面にまで波及はしていなかった。絵に描いたようなカウンターからの失点。

“最下位”新潟の思惑どおりの展開。新潟は勝点をとるべく6-2-2のような極端に守備的な布陣を引く。その一方で広大なスペースをカウンターで狙っている。

得点が必要。それも2点。それができなければ瓦解――。

時間が少なくなっていく。こんなときいつも助けてくれるのが阿部勇樹という選手。われらがキャプテン。
64分、「絶対に追加点はやらない」と相手カウンターの芽をイエローカードと引き換えに摘む。
74分、ポストの跳ね返りを見事にコントロールしてネットに突き刺した同点ゴール。そして、ちょっとらしくない咆哮

やべっ、泣きそう。

5分後にはラファエルシルバも雄叫びを上げる。そしてタイムアップ。

内容以上に必要だったのは、欲しかったのは、勝利という結果。その結果が出た。しかも普段どおりのスタイルで。キャプテンに後押しもしてもらって。
多少不細工かもしれないけれど、勝点3には変わりはない。

これを素直に喜ばないでどうする。

・・・この勝利という結果をもって、好循環がチーム全体に波及しますように。七夕すぎちゃったけど、星に祈る。

0 件のコメント: