2014年10月27日月曜日

望むところ。

単純に試合のことだけを考えると、これはもう非常にエキサイティングでスピーディで、キリキリとしたせめぎ合いが90分間濃密に続く・・・ひと言で言ってしまえば、「おもしろかった」
いつもこういう試合が見たいと望んでいる、そんなゲーム。

相手の隙を一瞬たりとも逃すまいと狙い続ける。隙がなければ作るまで。そんな鹿島。
信じるものは積み上げてきた組織と勇気。攻守にわたって圧力を加える。そんな浦和。
今読み返したら去年のゲームも同じようなことブログに書いてた。なんとまあ進歩のない書き手(汗)。

そう思うと、開始早々のPK判定がゲームを壊すことにならなくてよかった。いや、もちろん勝利のためには得点したかったんだが(^^;(複雑なファン心理)
なんでキッカー阿部じゃなかったんだろ。

2014 J.League Division1 #30
鹿島 1-1 浦和△


3連戦の最後となるこの大一番で、ミシャさんは選手を入れ替えてきた。おそらくは昨年の最終盤での “息切れ” の反省だろう。正直びっくりした。やるなら前節のほうが・・(^^;

今季初先発のマルシオはPKを含めて序盤の決定機をいくつか外し、関根は対面のカイオにミドルを打たれ(あの間合いで打たれるとは想定外)、青木は・・・まあいつもどおり。
必ずしも正解だったとは思えないが、李がベンチに残っていたというのが奏功するわけで・・・んーわかりません(^^;
まあ主力数人が休めたので「良かった」と思うことにしよう。一番休ませたいのは槙野なんだけどなー。

それにしても、1点を追う後半、浦和の圧力はものすごかった。槙野・森脇の両サイドだけでなく、阿部が那須が青木がぐいぐい前に出てくる。カウンターで2失点目を喫するか、あるいは追いつくか――なぜだか絶対に追いつけるという確信はあった。
ところで後ろにはいったい誰が残ってたんだろう・・・あ、西川か(笑)。

そして興梠がケガで交代した後は無理をせず、引き分け。結果として鹿島の「可能性」を(実質的に)潰すことができた。

一方2位との差は3となって、まあ一騎打ちの形。直接対決もある。望むところだ。
ただし、今考えるべきなのは昨年惨敗した次の横浜アウェイ。ひとつずつひとつずつ。
「望むとこ」と言いつつ、やっぱりドキドキしてしまうので、順位表の下のほうを見て「大変そうだなー」と現実逃避すること多々。

おまけ。鹿島のレジェンド(笑)、秋田さんの解説、ひどかったなー。「何言ってんねん」と関西弁で頻繁に突っ込みたくなる。監督として結果が出せなかったことに妙に納得でありんす。

(17:00追記)え・・・興梠骨折・・・(絶句)・・・。てか公式、なんでサイトに載せないんだよ。先にニュースサイトに出てるってどういうことだ(怒)。
にしてもあのプレーってノーファールだったんだよな・・・。リプレイでは相当危険に見えたけど。しかも「頭でもないのにプレーをやめさせるなんて」と憤ってたな、秋田・・・。
緊急事態です。非常事態です。「望むところ」なんて悠長なことは言ってられなくなりました。残った選手で戦うのみなのですが。ううううぅぅぅぅ。

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