(前編)からのつづき。
【第3部】漆黒、強すぎ問題。
さすがにオールブラックスのほうが強いよな、とは思ってた。思ってたけど、ここに照準を合わせて調整してたはずのアイルランドに対して、まさかここまで強いとは。
Rugby World Cup 2019 Japan Quater-Final 2
○NZL 46-14 IRE
速い。早い。強い。
正確で多彩。高次元の多才。
テクニカルなことはよくわからないけども、その状況状況でやるべきことを真摯に正確にやり続ける。他のどのチームよりも。これこそがオールブラックスの強さの芯なんじゃないかなと思った。
「す、すげぇ(ごくり)」
みたいなシーンばっかりよ。ひとつのタックルじゃ止めることなんてできないし、得点こそ派手に積み上がっていくけれど、プレーの内容は別に派手なことをやってるわけじゃないんだよね。巨大な斧に日本刀の切れ味みたいな凄み。
オールブラックスの攻撃見本市のような前半。
HTで22-0。
後半、アイルランドは僕のいるスタンドのほうに攻めてくる。でも、22mラインがまるでゴールラインかと思うほど、そこから先にまったく進めない。
別にアイルランドがダメだったわけじゃないと思うんだ。
ゴール裏で見てる僕には「確かにあそこにスペースがある」と思えたし、そこにボールを運ぼうとしてるんだけど、運ぶよりも埋めるほうが圧倒的に早くってさ。
横からタックル飛んできてあのアイルランドの屈強な選手が「くの字」になるんだよ。
この守備力もニュージーランドの正確なプレーの上に立脚しているのだと思う。
素晴らしい試合内容に「All Blacks!!!」の声がどんどん大きくなる。が、絞り出すような「Ireland!!!!!」の声も負けてない。
試合のゆくえはもう動かないだろう。それでもアイルランドに一矢を報いてもらいたい、という願いがスタジアムを埋めた緑のサポーターから渦巻くよう。
僕の隣のオールブラックスのユニフォームを着こんだ日本人も含め、みんなでアイルランドを応援だ!せめてワントライを!
願いは届いた。が、取ったトライは秒速で取り返される・・・(ためいき)。
それでもアイルランドが取った2つのトライは、記憶に残るトライだったと思う。グッドルーザーでした。
この結果を受けて引退するキャプテン、ローリー・ベストに対するスタンディングオベーションも忘れられないシーンになった。
【第4部】家に着くまでがRWC。
試合終了後は緑の人たちの半分ぐらいが放心状態だったような。
でも、残りの半分の人たちはまた売店に行ってハイネケンを4杯購入(やや誇張)。
駅までの路上はすでに緑の人たちによる立ち飲みのパブと化し、大きな歌声とともに愛するチームの健闘を讃えている、そんなふうに見えた。いや、ただ飲んでただけかも(^^;
帰りの京王線の中では緑と黒の歌声合戦。黒が歌えば緑が別の曲を被せてみたいな第2試合。でも気がつけばいっしょに大合唱。曲は「カントリー・ロード」。替え歌の「ビクトリーロード」ではない。
♪Take me home, Country roads.
ちょっとせつない歌詞とともに電車は新宿へひた走る――。
・・
・・・
ようやく家に着いたけど、頭の中ではまだ歌声が鳴ってるような感触。あー、これ“その日のうちに出てきた二日酔い”だ。きっと。
しばらくハイネケンは飲まなくていいな。それこそ「このハイネケンは一生分だ」(^^;
おそろしくて大会中に何杯飲んだかなんて数えたくない。
そんなわけで、ラグビーワールドカップの現地観戦4試合、ひたすらに楽しかったです。もうそれだけです。
遊んでくれたアルゼンチンの人も、オーストラリアの人も、スコットランドの人も、アイルランドの人も、みんなありがとうねー。あなたたちが話してたこと、ほとんど僕はわかってませんけど。花園の人も、大分の人も、飛田給の人も、ありがとー!
残りのゲームもテレビで楽しませてもらいますね。
2019年10月23日水曜日
【Japan2019】NZL v IRE[QF]~僕の一生に一度~(後編)
2019年10月22日火曜日
【Japan2019】NZL v IRE[QF]~僕の一生に一度~(前編)
およそ1ヶ月半にわたり、東京~東大阪~大分と巡ってきた僕の「一生に一度」のラグビーワールドカップのチケットもいよいよラスト1枚。再び東京に戻ってきました。
そりゃ確かにこの日がジャパンのゲームにならなかったことは残念至極ではあるものの、期待を上回ってくれたわけで文句が非常に言いにくい(笑)。
でも、南半球最強の現世界ランク1位と、北半球最強と目された前世界ランク1位の対決である。ファイナルでもおかしくない好カード。目いっぱい楽しませてもらおう――。
【第1部】スタジアムまで。
京王線のホームに流れるアナウンス。『次の準特急はラグビーワールドカップ開催に伴い、飛田給に臨時停車いたします』。うん。
『たいへん混雑して到着いたしますのでお乗りになれない場合があります。お急ぎでない方は停車中の各駅停車をご利用ください』。へっ?
1ヶ月前の試合よりもさらに早い時間帯なんだけどな。あのときも混んではいたけどこんなアナウンスはなかったなぁ。
入線してきた準特急は予告どおり超満員。
無事に乗れたはいいけど、ガタイのいい真っ黒い人たちに完全に包囲されてしまう。背の低い僕のことはおそらく彼らの視界には入っていない(笑)。頭の上を英語が飛び交う。
そして身動きがまったく取れないまま電車は走っていく。そうかこれがモールってやつか(違)。
飛田給の駅を降りて、電車の混雑理由にちょっと納得。
時間ギリギリに来るやつなんかいない。開門時刻を目指してくるようなヤツらばっかりなんだ。早く来てビールを飲む。それこそがラグビー。それこそがアイルランド人(笑)。
いやもう駅前からずーっと緑色なんだって。コンビニの前に次々に空き缶が積まれていく(笑)。黒チームが目立たないってのはあるんですけどね。
【第2部】キックオフまで。
スタジアム内部の様子はだいたいわかってるので、入場ゲートを入ったらまっすぐに「ビール広場」(結局正式名称覚えてない)に向かった。
実はこれ、結果的に大正解で、あまりに広場に集まる人数が多すぎて、このあと入場制限がかかった。
アイルランドの緑とハイネケンの緑は同じ色(笑)。
フランス対アルゼンチンのときにあれほど広いと思ってた生ビール売り場がすべて大行列。並んでる人を観察してて気づいたことが。
ああいうところって僕らの感覚だと買うのは「人数分」じゃないですか。みんなの分をまとめて買うなら「1人で4人分の4杯」とか。でもね、アイリッシュは「全員がそれぞれ4杯ずつ」買う(笑)。4杯だとダンボールに穴が開いてて片手で運べるやつにちょうど入るんです。
さすがです、アイルランドのみなさん(^^;
途中までイングランド対オーストラリアのパブリックビューイングを見てたんだけど(イングランドの得点に喜ぶ勢とイングランドにブーイングする勢がせめぎ合う。ある意味イングランド大人気)、実況が英語だもんで、HTで離脱(恥)。
アッパーの自席で選手のアップを眺めつつ、ハイネケン飲みつつ、アイリッシュの方々と絡みつつ(笑)、キックオフを待つ。ただし、アイリッシュ&ハイネケンのせいでやたらにトイレが近い。キックオフまでに3回行った(笑)。
一般にこういうイベント会場では女性のトイレのほうが行列になるイメージなんだけど、この日は男性用のほうが大行列。ええ、緑色の方々です。ビール持ったままトイレに入るというのは日本人のメンタリティとしてはかなり無理がある(^^;
ちなみに試合中だろうとみなさんトイレ普通に行きます。で席に戻るときに4杯買ってくる、と(笑)。
でもね(「でもね」、って失礼ですかね)、緑の人たち、けっこうオシャレなんですよ。シロツメクサ模様のスーツを仕立ててたり、そろいのグリーンのスーツにオレンジの細いネクタイ締めてたり。仮装とはちょっと違う盛り上がりスタイルってのはカッコよかったなぁ。
太鼓の音が鳴り響き、いよいよ選手入場。
♪あいるらーんあいるらーん(覚えやすい)の国歌が終わり、いよいよお待ちかね、オールブラックスのハカ!個人的初生ハカ!!
と同時にスタジアム中に巻き起こる緑の方々の歌声。声でけぇ(笑)。ハカ、何も聞こえず(笑)。
「(笑)」と書いたのは、実は私たち、このスタジアムでFC東京サポーターが歌う「You'll Never Walk Alone」を大音量の浦和レッズコールでいつもいつもかき消してたりするもんですから、シンパシーと言いましょうか、苦笑いと言いましょうか(^^;
長くなっちゃったので、後編に続く。
2019年10月21日月曜日
【Japan2019】JPN v RSA[QF]~ゴールはここじゃない~
“ゴールはここじゃない”という、あのアイルランド戦の観戦記と同じサブタイトルを付けました。意味合いは、もちろん違います。予選プール突破に向けて浮かれてはいけない、というのが前回ならば、今回は「日本ラグビーの未来」の話です。
念願の、念願のベスト8にようやくたどり着くことができました。
しかしまだその場所で世界に伍して戦うだけの力量には足りていなかった。
自国開催というアドバンテージ、あるいは年間250日にも及ぶ代表活動といった環境をもってしても。
今度はその力をつけるための日々がここからスタートするわけです。代表だけでなく、ラグビー界全体の力として。
どれだけ遠く険しい道なのか想像もつきませんが。
Rugby World Cup 2019 Japan Quarter-Final 4
●JPN 3-26 RSA
スクラムで優位に立つことは心理面でも優位に立てる。そうしてリズムをつかんできたジャパンが、この大会初めて「押された」というのは僕の中でもかなり衝撃的だった。選手の心理はいかばかりか。
FW戦では明確に劣勢。相手の突進は2人がかりでもなかなか止められず、こちらは止まるどころか押し戻される。姫野や中村で前進できなきゃどうするのよ(涙)。
そしてその強烈なFWを操るSHのデクラーク。キックは正確だし、時間の掛け方がいやらしいし、足速いし。あーもうむかつくー!!ww
それでも南アフリカのBK陣が相変わらずぽろぽろやってくれてたので、得点差は広がらず、逆に外と裏にチャンスの芽が見え隠れてしているような前半ではあった。
できれば前半のうちにエリアを取りにいくキックをもう少し使いたかったんだが。
そして後半。
前半からやられていたFW陣の消耗が激しい。モールを組まれたらまるで止められない(でもモールが「止まった」という判定が遅かったとも思うんだよ。あと1秒早めにジャッジしてくれてたら、展開は違った・・・こともないか)。
反則は増え、モールはどうしても止められない。ついに66分、長い長いドライビングモールからトライを許す。疲弊したFW陣は早めに交代させざるをえず、しかも次々傷んでいく・・・。
ゴールラインを背にしてモールを組まれたくない。ならばとタッチキックで陣地を稼ぎにいく。
ところがこの試合最大の問題、ラインアウト。おそらくサインが完全にバレてて、長めのスローがまったく自軍に届かない。せっかく取り返した陣地を一瞬にして失い、ハイパントでの背走が続く。松島のハイボールの処理が満点でなかったらどれだけやられてたか。
福岡の走るコースも読み切られ、ラックは次々にめくられ・・・手持ちの武器を次々に奪われたような状態。
そうか。南アフリカはジャパンを徹底的に研究してきたんだ。4年前はそんなことなかったもん。そもそも手持ちの武器をすべてプール戦で見せちゃってたしなぁ。
すごいな。あの南アフリカにそこまでやらないと倒せない相手、と認識されたんだ。
その上で、すべてを出し尽くしての敗戦。完敗。逆に言えば武器が少なすぎる、ということでもあるのです。課題。
これこそがすばらしい成果だったと思う。陳腐な言い回しだけど。
そしてこれはきっと未来につながる成果だと思いたい。
まずは来年のセブンスだなっ!
2019年10月19日土曜日
雨中のノーポイント。
「雨の埼スタ」では何かが起こる。
それがネガティブな結果だとは思いもよらなかった。
試合終了を告げる主審の動きを確認して、しばらく身動きできなかった。雨に打たれながら。
2019 Meiji Yausda J1 League #29
●浦和 0-1 大分
アウェイゲームで完敗した大分に対し、非常に整理された守備を展開したと思う。
GKが組み立てに参加しているときはプレッシャーをかけに行くが、外されたら深追いしない。しっかりとした5-4-1のブロックをコンパクトに、しかも引きすぎることなく形成し、大分のポゼッションを手詰まりにさせていた。前半に1つポストに助けられたシーンはあったけど、それ以外はほぼ完璧だったと思う。事実、大分のシュートはわずか4本。スカウティング含めて「悪くない」ゲームだった。
一方で攻撃面は、大分の守備がマンマーク気味にしつこくて、逆サイドの選手もフリーになるシーンがほとんどなかった。
こういうときは“気の利いた”中途半端なポジション取りが有効になるはずなんだが、後半早い時間に武藤が壊されて――主審のコントロールがなってなかったとしか(悲)――浦和も手詰まりになっていった。
それでもじわじわとゴールに迫るシーンが増え、ベンチも攻撃的な選手を投入。「もう少し」「あと少し」、雨に打たれてしわしわになった手で手拍子をし、声を出す。
だけど。
まさかのアディショナルタイムのカウンターで失点。
悪くなかっただけに、結果が「ゼロ」というのは厳しいしつらい。
でも、選手が挨拶に回ってきたときに、スタンドから起こった「拍手」。それは必ず次につながるものだったと、一晩経って今思う。
2019年10月18日金曜日
他所を腐すことはない。
ラグビーが盛り上がるのと比例してかなんなのか、ラグビーのノーサイド精神を引き合いに出して、他の競技を貶めようとする論調を散見する。
ここぞとばかりに。やれ「サッカーは紳士的じゃない」だの「いがみ合いばかり」だの「その点ラグビーは」だの。
当然感情的に反論する人も出てくる。実に不毛だと思う。
たぶん、なのだけど本当にラグビー見てる人は、ラグビーが清らかな世界だけでやってるとは思ってないだろうし、何も他競技を引き合いに出す必要もなかろうに。
そういうこと言う人って「本当は見てないんじゃないのぉ?」と生温かく見てしまう(^^;
僕はラグビーも好きだしサッカーも見るしバスケも見るし野球にも行く。
どれもいいと思うんだよね。
ラグビーのノーサイドの精神も、サッカーのまるでトムとジェリーみたいないがみ合いも、Bリーグの会場なんかで見られるアウェイチームウエルカムな雰囲気も、野球の「ぶっ潰せ」みたいな応援も。
サッカーのダービーマッチのように町同士がやいのやいのやるのも楽しいんだよ。それが「お楽しみ」へのモチベーションにもなる。暴力的や差別的や犯罪でさえなければ。バスケなんてもっと「煽り合い」があってもいいぐらいだと思ってたりもするぞ。
まあ昨今は「時代」なのかものすごく神経質なので「さじ加減」ってやつは重要でしょうけど。余裕ねぇなぁと思うことも多々。
それぞれ競技によって空気の違いはあるし(チームによっても)、それぞれはそれぞれでいいのではないでしょうか。肌に合う合わないはあるかもしれないけど、好きかそうでないかだけでしょ。
比べるのはいいけど、上下をつける理由なんてないでしょうに。
ラグビーにだって乱闘はあるし舌戦だってあるし、サッカーにだってリスペクトの精神もあれば握手だってする。そういうことです。
・・・スポーツに限らず。
さあ、準々決勝の週末がやってきます。
2019年10月17日木曜日
マイ開幕は劇的勝利。
前節ようやくアウェイで初勝利を挙げたものの、開幕6連敗という結果はなかなかに重く、「今年もチームはスクラップ&ビルドだしな」(と言えば聞こえはいいが今年も積み上げがあまりない状態かと思う)「ストークス、強いしな」とちょっと自分に言い訳もしながら、定時ダッシュでホームアリーナに向かう。
ようやく個人的なB2リーグ開幕。くしくもチームもホーム大田区総合体育館での今季初ゲーム。
オフにはHCがいろいろ情報発信してくれてたので「こういう感じかしら」というイメージはあるものの、新加入の選手も多いしその輪郭はぼやけている。
前半はロースコアの展開。
西宮のシュート確率が悪い、というよりも東京Zの守備が機能しているように見える。
特にローテーション。スイッチした後のミスマッチへのヘルプが早く、結果できてしまったフリーの選手への寄せも相当早い。フリーが出来てしまったら「ただ祈るしかない」(笑)わけじゃない。
西宮が24秒を使い切るシーンも多かったように思うし、これを可能にしているフィジカル、鍛えてきましたな、という印象だ。
あと、新加入の外国籍、#30カイル・ケーシー(ハーバード大学出身!)と#32ナンナ・エグーの2人の献身性というのか。常にボックスアウトを怠らず、実に丁寧(っていうのか?)にリバウンドをマイボールにしていく。とっても好きなタイプ(^^;
まあこの内容でもスコアは五分五分ってのがアレですが、心穏やかにハーフタイムのZgirlsのパフォーマンスを見ることができました!
時節柄パフォーマンスはハロウィンスペシャル!今日もZgirlsは優勝!(笑)。キュート!ポニーテール素敵!・・・でもおかげで遠目だと誰が誰だか(汗)。一眼レフを買ってしまう気持ち、わかりますわ・・・。
後半も守備は機能してて、西宮は頭から4分ぐらい?得点が動かない。最大9点差まで開いたかな。「なんだか行けそうな気が」・・・そういうこと考えちゃだめなんだって(自戒)。
勝負の4Q、3連続スリーを食らって一気に逆転を許す・・・苦しい。最大7点差を追う。
しかしここからは一進一退。アリーナ内のボルテージがだんだん上がってきましたよ~。
そして残り1分30秒、2点ビハインド。
ここから“ルーキー”久岡の連続スリーーーーー!!一気に再ぎゃくてぇぇぇん!!うぉぉぉ!!!
残り時間、カイルがリバウンドを押さえ、ファウルゲームもしっかりFTを沈めて劇的勝利!
2019-2020 B2.League #5 Game1
○東京Z 72-68 西宮
いやはや、勝ってしまいましたよ!
やっぱりホームアリーナはいいなぁ。勝ったし(←現金)。
久岡は「まだプレーオフに行ける力はない」と言ってたし東頭HCは「ミス多い」と反省を口にした。それでもこういう戦いができるのであれば、今季は期待、しちゃってもいいかなぁ(^^;
Go! Amazing!!
2019年10月16日水曜日
琵琶湖のほとりの総本宮へ。
このあいだBucket Listのことをチラリと書きましたが、それとは別に「行ってみたい場所」というのはいくつも挙げることができます。
その中でもどうしても行ってみたかった場所のひとつ、『全国3,800社の日吉・日枝・山王神社の総本宮』(公式SNSより)である「日吉大社」を参拝してきました。
どこか「使命感」のように駆り立てられたというか・・・なんでそんなに行きたかったか、ってのはまあその・・・お察しください(笑)。
琵琶湖にもほど近いJR湖西線の比叡山坂本駅から歩きます。
上り坂だし、そこそこ距離はありますが、さんぽニストとしては当然(^^;
途中に大きな石の鳥居が2つあったりもするしね。
静かで、それでいて澄んでいる――町の空気を味わいながら、そんなことを思います。
中学校の体育館から聞こえてくる剣道部の稽古の声がなんとも言えず味わい深い(^^;
20分ほど歩いたでしょうか。ようやく赤い鳥居に到着。ここからが日吉大社。
入苑料を納め、山王鳥居をくぐり、神猿(まさる)さんにご挨拶しつつまっすぐに西本宮まで上ったんだけど、とにかく広いねー。たくさんのお宮さんの集合体っていうのかしら。
その広い空間すべてが、心地いいというか。うーん、上手に言葉にならないなぁ。
この日は季節外れの暑さで、日射しもかなり厳しかったにもかかわらず、そんなことは忘れて、すっとその場に立っていられるような感覚。
あの感じは、無理してここに書き残さなくても、参拝したという事実を思い出しさえすればちゃんと心に現れてくれるような気がするな。うん。
僕は、来るべくしてここに来たのです。
西本宮にて御朱印も頂戴しました。集める趣味はないものですから、人生初の御朱印です。
それにしても、紅葉の季節、すごそうですね。
また機会を見つけてうかがえれば、と思います。
日吉大社は比叡山の東側の麓にあります。
なので、その後はケーブルカーで延暦寺まで行ってみました。超楽しい(^^;
2019年10月14日月曜日
【Japan2019】JPN v SCO[A]~勇敢なる桜満開~
後半立ち上がり。日本らしく相手ボールホルダーに複数のプレイヤーが絡み、叩き落したボールを福岡がそのままキャッチ、一気に加速しての独走トライ。
28-7。この時点で、スコットランドがプール順位の上でジャパンを上回るには「あと29点」が必要になった。互いの実力、試合展開を考えればちょっと考えにくい差だ。でも。
今は目の前の試合だ。目の前の相手をボコるんだ。
スコットランドが意地を見せて1トライゴール差に詰めてきても、これ以上は絶対に譲らない。ジャパンの壁をスコットランドに思い知らせる。そういう戦いだった。
ラストの数分間のゴールラインを背にした守備、そしてターンオーバー、ボールキープ・・・心が震える数分間。そして。
4年前のリベンジ達成!プール全勝!1位通過!ベスト8!!
Rugby World Cup 2019 Japan Pool A
○JPN 28-21 SCO
FWとBKの使い方もバランスが良くて「こちらを止めればこちらが空いて」みたいな感じで、立ち上がりは本当に難しかった。
簡単にラックにはさせてもらえず、なんとかブレークダウンすればボールに絡みにきて(特にあの7番はやっかいだった)、ジャパンのリズムを分断していく。
ただ、「走力」。これは間違いなく、鍛えに鍛え抜いたジャパンが上回っていた。守備のあと1歩で少しずつ押し戻し、最初のトライは磨いてきたオフロードパスとショートサイドに両ウイングを集めるというスペシャルなプレーの融合。
逆転のトライもFW陣の走力と連続したオフロード。稲垣選手、代表初トライおめでとう!
積み上げてきたもの。
言葉にすれば簡単だけど、「スコットランドを倒してベスト8」のために積み上げたものが、すべてが発露した、そういう戦いだった。
おめでとう。ありがとう。そして、「お楽しみはこれからだ!」
このチームの大躍進が、台風で被災された方々の心の支えになればと思います。みなさんを含めて、“ONE TEAM”。
【ショートハイライト】
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 13, 2019
🇯🇵日本代表 v スコットランド代表🏴
日本のラグビーに新たな歴史が刻まれた一戦。
両チームが全てをかけて挑んだ激闘をもう一度❗#RWC2019 #JPNvSCO #RWC横浜 pic.twitter.com/NoYUWLOum8
2019年10月12日土曜日
【Japan2019】IRE v SAM[A]
やはり他力本願はダメですね。
Rugby World Cup 2019 Japan Pool A
○IRE 47-5 SAM
サモアはやっぱり「雑」でしたね。そのディテールがティア1とは差があったということでしょう。
これで明日のプールA、残り1試合ですべてが決まります。
腹、括りました。
スコットランドに勝つぞ!自力突破や!!
2019年10月11日金曜日
錆びた滑車。
『冬、寒いのはいい。暗いのが嫌だ。』
葉村晶シリーズの最新作、若竹七海「錆びた滑車」を読了。
物語はもらい事故で頭を4針縫うところから始まるし(^^;
その事故は調査中の事故ではあるのだけど、それをきっかけにしてさらにやっかいな調査に「巻き込まれて」いく。依頼という名の強制・・・まあ不運よね。
その中で交通事故の後遺症に苦しむ若者と出会う。事故当時の記憶を失っている彼に「自分がなぜ事故現場にいたのか知りたい」という依頼?をされてしまう。そしてその若者が突然不慮の死を遂げてしまう。探偵の選択は、そして複雑に絡み合った真相とは――というのがざっくりとしたお話。
おもしろいミステリーって、真実が明らかになる直前にページをめくるのをやめて、頭から読み直すことがある。
謎解きをしたいというケースだけでなくて、物語に縦横に張り巡らされた伏線をひとつでも多く見つけたいと思うことがあるから。
この作品もまさしくそうで、読み直し、登場人物の言葉や行動をもう一度確認して(この人誰だっけ?になってることもあるから)、自分の中で整理をつけてクライマックスに向かいたい。そうしてラストでより深く驚きたい。
そういう僕の欲求を、強烈に満たしてくれた作品でした。探偵・葉村晶のこれまでのことを知らなくても十二分に楽しめること請け合い。
余計なお世話だが、「友達だからぁ」という理由づけで、プロフェッショナルにタダ(あるいは「お友達価格」)で仕事をやらせようとするのは絶対にやめていただきたい。それも葉村が不幸になる理由のひとつよ。
・・・それにしても、寝ずに動き回って調査して、やっと寝入ったところに1時間おきに電話で起こされるってシーンが一番不幸だと思ったなぁ。そういうタイミングで電話してくる人って、自分のことばかり一方的でね(俺調べ)。
おまけ。ちょっと刺さったフレーズアーカイブ。
『彼女は勝手に傷つき、しかも傷ついたのを私に知られて、さらに傷ついていた。なに一つわたしのせいではなかったが、後味は悪かった』
『目的のためでも手段は選ぶが、許される手段の上限も下限も自分で決めたい』


