2025年8月29日金曜日

翳りゆくひと。[112]


[112]

2月末、土地の売買代金が入金された。わかっていたことだが、手間のわりには額が、と思う。もちろんマサさんとあっちゃんの生活のために十分役立つ額なのだが。

そしてその翌日には早速支払いの対応だ。

1月分のマサさん入院費用である。インフルエンザもあったことから隔離するために個室に入ったこともあって、それなりの金額になっている。
もちろん老人ホームの固定費も払っている。この支払いが続くと土地の売却費用など、すぐになくなってしまいそうだ。
暗たんたるとまでは言わないが、残高が記された通帳を見ながらわたしは少しばかり複雑な心境を抱えていた。

3月に入って、グッドライフ内部でまたコロナ陽性が出たと連絡がある。
幸いあっちゃんは問題ないそうだが、フロアが閉鎖になると部屋に閉じこもらなければならないわけで、そこは少し心配だ。

またマサさんは自力で食事ができるようになったという。細かい様子まではわからないが、このまま回復、そして退院というところに至ればいいのだが。
だがもう2ヶ月。どこまで回復できるのか、年齢を考えてもまったく予想ができない。

そうか。入居からそろそろ10ヶ月になるのか。

懸案の事務処理もひととおり終えて落ち着いたし、コロナの隔離が終わったら様子を見に行くかな。
いろいろな状況を考えてもそういうタイミングな気がする。

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2025年8月28日木曜日

表と浦。

先週末、かなりしんどい負け方をしたので、こんな時こそサポートせねば。
と思って、半休取ってやってきました埼玉スタジアム2002。


雨雲レーダーが恐ろしい画像を表示してましたが、幸い試合には影響なし(すんごい湿度で相手選手はかなり脚攣ってましたけど)。カッパを着込む必要もなくて助かりました。
いや、「雨の埼スタ」のほうがドラマチックな何かが起こったかもな。今思うに。

試合は立ち上がりから完全に浦和ペース。ベストメンバーというか、怪我明けの小森まで先発させたことが奏功したのか、主導権を完全に手中にしました。
何度も惜しいシーンがあって、あとは得点だけ!と思ってた前半終了間際に、小森のスルーパスから金子の巻いたシュートで先制!!

追加点こそ奪えなかったけど、素晴らしい出来の前半でした。
2点目が入ればゲームは終わってたと思うんだよな~。

ま、ファウルでしか止められない相手がアレだったという話もあるのですけどね。

FC東京 2-1 浦和●

後半、コインがひっくり返るように、展開が完全に逆に。
イージーなミスも散見されるようになり、押し込まれるようになってしまった。

表と裏。前半と後半で別のチームを見ているよう。

そして案の定、個人技一発で失点。
でもカップ戦なんだから、そこからリスタートと思えればよかったのかもしれないけれど、残念ながらそうはならなかったですね。特にメンタル面に不安が滲んでしまったように僕には見えました。
先週末の大逆転負けの記憶がブラッシュバックしたかも。

「レギュラークラスを後半までベンチに残してた」+「マンマーク」という相手の術中にはまったと言えばそれまでですが。
あのぐらい裏返せよ(怒)。なんか突然視野が狭くなるような感じ。やはりメンタルかな。

そんな流れだから、逆転も当然だったかな。
当然だと思ったことと、納得していることとは別の話ですけど。

こういう「裏側」はあんまり見たくないけれど、それもまた浦和レッズ(達観)

天皇杯終戦。つまりアジアへの道がひとつ途絶えたということ。それは受け止めないとならないですけどね。

声は枯らしたんだけどな。力にはなれなかったみたいです。

・・
・・・

Xで見つけた(良くも悪くも)なかなか恐ろしい事実。
小森加入後のリーグ+天皇杯の合計8試合のうち
 - 小森が出てる時:289分8得点1失点(うち小森5得点)
 - 小森が出てない時:431分7得点12失点

 

2025年8月27日水曜日

ボクノート。

お絵かきに使ってる“いつものノート”、残りページが心許なくなってしまったので新しいのを買いに行きました。同じノートは4冊目かな5冊目かな。
このノートの話はずいぶん前にブログに書いていますが(→ミドリのシロクマ。※このときとは販売元が変わってますね)、見事な紙の白さ、ペンとの相性、A6というサイズ感、どれも自分にとって「これぞ」なのです。

もちろん今どきネットでも購入ができるので、わざわざ時間と電車賃をかけて買いに行く理由があるのかと問われると少し答えに困ります。
その答えをあえて探すとすれば、文房具のように“使うもの”は、手に取って買いたい、ということかなと思います。“いつもの水性ボールペン”も店頭で買うようにしていたりしますので、きっとそういう側面があるんだろうと思っています。

2020年に使い始めてるから、およそ5年ですか。

1冊を使い切るのにずいぶん時間がかかったように思いますけど、1冊=100枚ということを考えれば、しっかりとそれなりに描き続けてきてるんじゃないかな、と思います。
自分の趣味としては“ちょうどいいぐらいの頻度”かな。

このペースで十分。無理せず続けていきたいなと思います。
外出したときの写真をベースに描く、つまりアウトドアとインドアが重なった趣味でもありますし。


ところで今回買ったお店は6年前と同じく、中目黒の裏通りにあるおしゃれな文房具屋さん「TRAVELER'S FACTORY」なのですが(お店外観をお絵かきしたものを以前インスタに上げてました。2枚目です→こちら、開店直後に伺ったにもかかわらず驚くほどの大混雑。そんな大きなお店でもないこともあって。

なので目的のノートを買ったらすぐに店を出ましたが、路地を曲がってどんどんお客さんがやってくるのです。
昨今文房具ブームなんてことも耳にはしてましたが、ちょっとびっくり。

・・・でも僕以外のお客さん、物色してばかりに見えたなぁ。ウィンドウショッピングなのかしら?

・・
・・・

(余談)
本ブログのタイトルは「僕(の)ノート」の意で付けていますが、本来「ボクノート」と言えばモチロン、「僕の音」の意味で使われているスキマスイッチであります!!


2025年8月26日火曜日

何かの暗示だったりして。

男女がいて恋に仕事に――安いテレビドラマみたいな設定だったような気がするような気がしないでもないのだがどうだろう。今日の夢の話だ。

内容は全然覚えてない。

ただすごく新鮮というか初体験だったのが、その主役っぽい男女の両方の視点を、夢を見ている僕が持っていたということ。いわばひとり二役。


男性である僕が女性視点を持つこと自体がおそらく初めてだし、起きた後も何か不思議な感触が残っているのだけれど、であるならばこそ、内容をちゃんと覚えててその視点から見えたものが記憶に残ってればよかったのにと思う。

なんだか無念である。というだけの話。


2025年8月25日月曜日

侍タイムスリッパー。

今回今さらながらに見てみた映画は「侍タイムスリッパー」です。


話題作なだけに本当はもっと早く見たかったんですけど、すっかり世間の評価が定着してからの鑑賞になってしまいました。
なので、後出しじゃんけんみたいなことになっちゃうんですけど、「いい作品」「おもしろかった」としか言いようがないんすよ。ホントに。

ストーリーについてはもはや言及する必要すらないでしょう。リアル侍が現代映画村にタイムスリップしてくる話。
そしてありがちな設定だとか、見え隠れしてしまう予算の少なさとか、ネガティブなことを言おうと思えばいくらでも列挙できそうな気はします。でも。

それ以上に、ちゃんと設定やストーリーとリンクした「作品を制作する」ということに対しての真摯さって言うのかな。その部分に、ひとりの映画ファンとして十二分に感動させてもらった気がします。
低予算なりの「工夫」っていうのも感じます。そして単純に時代劇としてもおもしろかったっす。

この作品がベストと言う気はありません。
でも他の作品と比べる必要もない。この「侍タイムスリッパー」は、映画って楽しいねということを今一度思い出させてくれる作品だということは自信を持って言い切りたい。
そう思います。


2025年8月23日土曜日

浦和レッズしんどい。

しんどい。こういう負け方するのか。

柏 4-2 浦和●

後半4失点か・・・。
まあ内容だけで言えば前半「なぜ2点リードできてるん?」という展開だったので、小さな穴から決壊するように失点を重ねるというのは想像できなくはないんだけど、いわゆる6ポイントマッチで、2点のリードを持ちながら・・・というのは本当にしんどい以外言いようがない。


ハーフタイムに思ってたのは、「僕たちにはボコられまくったCWCの経験があって」「あのインテル戦で取れなかった2点目を見事な形で取った」から、「あとは勝ち切るだけ」ということ。

まさかまるで守り切れないとは(泣)。
70分ごろかな、グスタ中心に押し返した時間帯があって、「あ、これ続ければいいのに」と思ってたんだけどね。うまくはいきませんね(号泣)。

・・
・・・

浦和レッズを応援するのって本当にしんどい(苦笑、半笑、泣笑)。


2025年8月22日金曜日

翳りゆくひと。[111]


[111]

忘れていたことがあった。
マンションを売却したことでマサさんには収入が発生したので、この春は確定申告をしなければならないということを。

確かに売却の話を進めていた際に不動産業者からその話は聞いていたのだが、国税庁からの通知が転送されてきてようやく思い出したのだった。

ただ昨今はスマホで簡単申告、ということらしく、売却関連と年金関連の書類さえそろっていれば申告書の作成は簡単だった。簡単だったのだ。

だがいざ申告書を送信しようとした段階で問題が起こった。マサさんのマイナンバーカードに紐づけられた「署名用電子証明書用」のパスワードが必要だったのだ。6桁から16桁の英数字で設定されているはずのもの。これがわからない。

マンションを引き払った際に、あっちゃんのパスワードはメモが出てきていたのだが、マサさんの分はなかった。あっちゃんのパスワードから類推したものはさすがにNGだ。
利用者証明用の4桁のパスワードは住所変更の際に新しくなっている。同時に設定した、ということはないだろうか。グッドライフのミズマキさんに電話で確認をした。

『いえ、4桁のほうは設定しましたけど、6桁というのは記憶にないですね』

そうだろうな。設定していればそもそも教えてくれていたはずだから。

「すいません、お忙しいところお騒がせしました。こちらで対応しますので」

パスワードの初期化をするしかないか。
調べるとアプリをダウンロードして操作をすれば、コンビニの端末でパスワードが再設定できるようになるという。

あまり細かくは書かないが、この初期化には少々、いや、かなり苦労した。なんとかパスワードを再設定し、無事確定申告のデータを送信できた。
必要な金額をコンビニで納付、必要だという戸籍の附票もコンビニで出力して郵送した。

これで完了。あっ。

附票を送った封書に切手を貼り忘れた。大丈夫かな。

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2025年8月21日木曜日

さんぽニスト、大山街道をゆく。その弐

最高気温予想が30度を下回ればそれはさんぽ日和です。
というわけで、大山詣、前回ゴールの東急青葉台駅前からリスタートです。

歩き始めてすぐ(実際には歩き始めてすぐトイレに行きたくなって駅に戻ったりしました)、違和感というか気になることが。「長津田駅→」という道路標識の下部に「Nagatsuta Sta」の文字があったのです。

「な、ながつ、???」

東急線を日常的に使うようになってン十年、ずーーーーーっと「ながつ」だと信じ込んでましたよ。これからは全国民に向けて「濁らないよ」と広く広報していきたいと思います。

その長津田宿の先では未舗装道路プラス階段の旧道を通過。これぞ醍醐味(笑)。

それにしても相変わらずアップダウンが多いなと思いつつ進んでいくと、「東京都町田市」をかすめます。ここまでずーっと神奈川県だったからなぁ、やっぱり町田は神奈川なのでは?などと超怒られそうなことを思います。
今回初めて知ったのですが町田市内にも「鶴間」という地名があるのですねぇ。大和市鶴間のイメージしか持ってなかった。

ちょうどそのあたりで、馬の背と呼ばれる高台を通るところがあって(すずかけ台駅のとこ)、真正面に大山がどーんと見えてきます。実際あんまり天気がよくなくて半分ぐらいは雲の中でしたが、正直「遠いわ・・・」と思ったとか思わなかったとか(^^;

下鶴間宿を過ぎ、鶴間駅で小田急江ノ島線を越えると目の前にどーんと「チョコモナカジャンボ」の広告が!森永の工場でしたがあまりに唐突でびっくり。

相鉄本線のさがみ野駅あたりで、ふと「このあたり雰囲気がいいなぁ」と思います。
なんだろう、理由はわかんないんですけど、電線がごちゃごちゃしているようなちょっと懐かしめの光景が好きなのかもしれないな。

そうして相模川の東岸、海老名の街に到着です。
以前さんぽしたルートを逆行しご参考→『さんぽニスト、TXW100新ルートをゆく。』)相模川に出ました。

海老名側から厚木のほうを

ちょうどのこのあたりに渡しの乗り場があったそうで。
現代の人間は橋を渡って対岸へ。厚木側には渡し跡に記念碑が建てられてました。
川の近くはアップダウンが少なくてらくちんだわー。

厚木の街を縦断するように南下し(あっソニーのテクノロジーセンターってここだったのか)、再び針路を西にとり、進んだところが愛甲宿。そして愛甲石田駅。

この先のルートは駅から離れて行ってしまうので「今日はここまで」にしようかとも思ったんですが、時間もまだあったしフィジカル的にも問題なし。先に進むことにしましょう。

この先(糟屋宿の手前あたり)、参考にしていたルートマップが妙なところを示していました。が、軽い気持ちで進んでいくと、お寺の墓地の中を通過し、畑のあぜ道になり、ただの野原?みたいになって・・・・「こりゃ間違えたかな?」と大心配になりました(^^;
が急に目の前が開けたと思ったら、小田原線沿いに出ることができて、急な階段とほぼ民家の私有地みたいな路地を抜けてようやく予定の場所にたどり着きました。

今でもあの道は合ってたのか、疑問に思っております。相変わらずちゃんと調べてないんだけどね。

右前方ににちらちらと見え隠れする大山の姿を見ながら進んでいくと、「咳止地蔵」というお地蔵様のある交差点に到着です。
僕、のど弱いんでしっかりとお参りさせていただきましたよ。

この地点は、ここまで歩いてきた矢倉沢往還(青山通り大山道とも)から分かれて、いよいよ大山への「登山」が始まる場所です。
他の大山街道も一気に集結し、案内看板読んでも意味不明なほど(笑)。

『愛甲宿からの青山通り大山道(矢倉沢往還)は、糟屋宿で柏尾通り大山道と合流し、せきどめ地蔵のところで、矢倉沢往還から分かれて大山へ向かいます。途中、八王子通り大山道と合流し、石倉橋付近では、田村通り大山道など、各方面からの大山道が集中します。
このように伊勢原市域では、多くの大山道が合流していました。時代によっては様々なルートがとられ、脇道も発達したことから、道のほとんどが大山道であったと言っても過言ではありません。』(川崎国道事務所HPより引用)

ということなので、ここが今日のゴールということにしましょう。

・・
・・・

大山って軽装で登れるようなとこなんだろうか。調べろ>俺


今回の行程:青葉台駅~長津田~下鶴間~国分~厚木~愛甲~糟屋~咳止地蔵。ランチは海老名駅近くのチェーンの牛丼屋。紅ショウガたっぷり。そしてもちろん冷たい水もたっぷり(笑)。


1 赤坂~青葉台]<[2 青葉台~伊勢原]>[GOAL?]


2025年8月20日水曜日

イカにも怪しい館にて。

東川篤哉「スクイッド荘のさつ じん」を読了。例によって一部伏字。
大好きな「烏賊川市シリーズ」の新作長編、個人的にも文字どおり「待望の」新作である。
前作「探偵さえいなければ」の読後ブログは→こちら


いつもの烏賊川市シリーズよりもなんだか恐ろしいプロローグかしらと思ったものの、よーく考えるとこれまでも事件そのものは恐ろしい事件なのに「文章の軽やかさ」と「人を煙に巻くような筆致」で、感覚として「おもしろい事件」だと思い込まされてきたんだと思い出す。要するに“いかがわしい”
そうだ、これこそが烏賊川市シリーズ!これこそが読みたかったやーつ!!(笑)

少しずつヒント?が提示されて、なんだかわかったような気にはなる。でも、最終的に像は結ばない。まるで鵜飼探偵と同じように。
いや、鵜飼さんはいつでも解決できるよと自信満々なんだけどね(^^;

結局読者としては何の結論も出せずに、ただひたすらに楽しく読み続けてたどり着いた最終章「大団円」で、ぐぬぬぬぬと唸らされる。
なにしろ巻末の解説まで読んで、ようやく「ああ、あれがヒントだったのか」と気づく始末。すいません、読者としてまるで成長してません。
でも、鵜飼探偵も助手の流平くんも、砂川警部も、おなじみの登場人物が「いつものように」いてくれるから、読者であるこちらも「いつものように謎は解けずとも楽しく読める」のではないかな、などと思ったり(ひどい言い訳)。

楽しい読書タイムでした。まだまだ続刊、期待してます。


2025年8月19日火曜日

罪の声。

今回今さらながらに見てみた映画は「罪の声」です。


グリコ森永をモチーフに、犯人グループに音声を使われた「3人の子ども」に焦点を当てた原作小説にいたく感銘を受けていたこともあって、逆に「映画化か・・」とそこまで期待感高くなく見始めたのですが・・・・いやはや参りました。

フィクションとノンフィクションの境目が曖昧になって交錯していくようなあの原作を、よくぞ限られた時間に過不足なくまとめ上げたものだと驚きました。
といっても140分オーバー。ぜんぜん長いとは思わなかったよ。

もちろん内容は知っていたのでストーリーそのものに驚くようなことはあまりなかったですけど。

その内容についてはここでは書きません。小説読んだときのブログ読んでね(手抜き)→「罪の声に現実と虚構が交錯する。

が、本当に見事な映像化だったと思います。あ、脚本は野木さんなのか!

一方で、映像だからこそできた表現みたいなものも見ることができて――それは特に“3人の子どもうちの1人”である聡一郎の「姿」。その人生を一瞬にして表現してしまった演技は本当にゾクゾクさせられてしまった。演じたのは宇野祥平。

そしてその彼が、“もう1人の子ども”が仕立てたスーツを着て『めっちゃかっこええですね』というシーンに、フィクションを超えた何かを感じ入ってしまった。ホンマ、めっちゃかっこよかったで。

あと「動くキツネ目の男」ってのもポイント高い!


2025年8月17日日曜日

得点につながるクオリティ。

相手がマンマークが来ることは当然スカウティングできてただろう。立ち上がりはロングボールを使いながら勢いを削ぎ、徐々にマークをはがしつつボールを動かせるようになっていく。
中央のグスタフソンはもちろん、両ウイングは金子とサヴィオ、ともに「マークは1枚でいいのか?」というクオリティを持っている選手。マークを無効化して、結果スカスカになったバイタルからの得点はもはや必然であったと言っていいのではないかな。

○浦和 2-1 名古屋

でも・・・どんなにいい内容でもケガ人が出てしまっては喜びも半減だ。

マチェイさん『ディテールが分かるのはもう少し時間をおいてからになりますが、重症かもしれないという状況です』

連勝という流れの中心にいた小森(涙)。
とにかく軽症であることを祈るしかない。加えて無理もしてほしくもない。

(写真はハーフタイムに撮りました。一応)

細かいところだけど、そのスカスカバイタルを常に狙い続けていた長沼、守備の貢献はもちろん攻撃でも「無駄走り」を繰り返していた石原、彼らにいつかご褒美がありますように。

・・
・・・

突然の雨は「嵐を呼ぶ男」こと僕のせいか、あるいは夏休みゲームで出勤したレディアのせいか(笑)。

それはそれとして、ゴール裏で面識のない仲間たちとともにチームのために全力で叫ぶこと、これがすごく幸せだなーなんて思っちゃった。
やはりこの場所は僕のWonderlandです。

久しぶりに三色フラッグ振らせてもらいました。少し上手になったかも(^^;


2025年8月16日土曜日

翳りゆくひと。[110]


[110]

そんなマサさんの体調をよそに、土地の売買の話は着実に進んでいた。

登記移転の手続きが完了し、その確認書類が自治体からマサさん宛に送られてくるとの連絡が司法書士からあった。

『本人限定受取郵便で届きますので、そちらに押印して返送してください』

やけにあっさりした文面だったが、調べてみると実はこれが少々手間だということがわかった。
まず郵便局から「こういう郵便物が届きますけど受け取りはどうしますか?」というような通知のハガキが届く。まずはこの通知そのものをわたしの転送してもらうよう、グッドライフに依頼をした。2週間以内に受取をしないと送付元に返送されてしまうので、時間がない。

その内容を確認し、もちろん郵便局に受取りには行けないので、ネットから「配達してください」という旨を通知した。

受取りには本人確認が必要になるので健康保険証などを使って受け取ってほしい、さらにそれをわたしに送ってほしいともう一度グッドライフに依頼した。

「すいません、お忙しいところ何度も何度も」

2週間弱の時間をかけて、ようやく登記移転の確認書類が手元に届いた。
マサさんの実印を押し、司法書士に送付した。これでこちら側の手続きはすべて完了だ。あとは入金を待つばかり。

そんなこともあって、ここのところマサさんのことばかりで、あまりあっちゃんのことを考えている余裕がなかったのだが、いいタイミングで担当のケアマネさんから次のケアプランの策定を含めて、現状についての報告があった。

『お母様ですが、最近ぼおっとしている時間が長いようなので、脳トレとか、そのあたりをお勧めしてみようと思います』
「それはぜひ。こちらからもときどきパズル本などを送ったりもしてるんですが、あまりやってないかもしれないので」
『あと、運動は先日ロビーにあるエアロバイクを漕いだりされてましたのでそちらも引き続きと思っています』

体を動かす楽しみを見つけてくれれば案外長続きしたりするのではないだろうか。

「体を動かすのはもともと好きだと思いますので、ぜひお願いします」
『お父様のほうも病院まで様子を見てきまして、ようやく食事が始まったようです。自分で食事ができて、そして体力が戻ってくれば退院の目途も立つのではないか、そんな状態だったと報告を受けています』

マサさんはそう簡単に退院になるとは思えないが、悪化しているのでなければひとまずこれは朗報だと思っていいのだろう。

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2025年8月15日金曜日

8月15日に。

戦後80年。
そういえば日航機墜落事故からも40年か。昭和100年とも言われる今年、いろいろ節目の夏になっているのだな。

今日この日に思うのは、至極単純かつあたりまえのことかもしれないけど、平和がいいよね、ということ。むしろ、その一点と言っていい。
その前提があるからこそ、今自分自身がある意味「普通に」生きていられるのだから。
もちろん僕自身は昭和20年の時点では影も形もない世代だから、肌感覚として理解しているとは到底思えないのだけれど、それでも。

と、こういうことを考えるときに最近特に強く思うことがある。それは「正義」ということだ。

僕が子供のころには「正義のヒーロー」がテレビの中にいて、彼らの行動規範は正義であってそれは絶対だった。地球征服を企む宇宙人は「反正義」の象徴だった。
でも今は。

テレビの中のヒーローも悩むし、敵方とされる悪役にも彼らの信じる正義があって。

そうか、と思う。正義ってそれぞれなんだ。
人それぞれ思う正義には差異があって、たとえ似通っていたにせよおそらくは根っこの部分では相容れない部分があるはずだ。
「事実」はそこにあっても「真実」はその事実を見るそれぞれの人によってまったく違ってしまう、ということに近いものではないかと思う。

そして正義は譲ることができない。だって、ある意味自分そのものだから。
だからいさかいは起こる。起こってしまう。譲れない。だから終わらない。

でもいさかいはないほうがいいに決まってる。じゃあ何ができる。

わかんないよね。だってみんながみんな自分の言ってることが正だと思ってるから。

でも、少なくとも僕は、その相手のことを考えたいと思う。
腹が立ってしかたなくて、もちろん納得はできないだろうし、ましてや共感なんて絶対にできない相手のことでも。
考えることで、知ることはできる。知れば少しだけでも差異の壁が薄くなるのではないのかなと、そう期待している自分がいる。

自分のことはわかってもらえないという、諦めも持ち合わせているのだけれど。
話し合いだけでは解決はしないということも含めて。

そんなことを思う、今日8月15日である。



2025年8月14日木曜日

翳りゆくひと。[109]


[109]

マサさんが入院した翌日、再びグッドライフから連絡が入る。入院手続きの確認のためだったのだが、途中であっちゃんのスマホの話になった。

『スタッフが確認したのですが、どうもSIMが入っていないみたいで』

そんなわけはない。あっちゃんが取り出すことも考えにくい。

「そうですか。確認してみたいと思いますので着払いで結構ですので当方にお送りいただけますでしょうか」

その話の流れで、施設内の内線経由であっちゃんと話すことができた。

「聞いたよ。マサさん、入院しちゃったんだってね」
『昨日は元気そうだったのにね』

いや、昨日はもう入院してるからな。

「インフルエンザらしいね」
『そう、よしおか先生のところに』
「よしおか先生じゃなくて、よしだ先生ね。名前ちょっと似てるけど別の病院だよ」
『あらそうなの』

少なくともマサさんの入院にショックを受けているようなことはなさそうなのは良かった。気にしてないっていう感じかもしれない。あっちゃんが穏やかでいるのはいいことだ。

ちなみに、わたしの自宅に送ってもらったスマホ、確かに「通信がない」という表示は出ていたのだが、SIMを抜き差し(もちろんSIMはちゃんと入ってた)して再起動するだけで無事通信が回復した。
念のため確認したが、スマホの挙動を阻害する怪しげなアプリのダウンロードなどの形跡はなかった。ついついタッチしてしまうキャリアメールのアプリを隠しておいてよかった。

一方マサさんのほう、病院から電話で状況を聞くことができた。入院から1週間、大過なく過ごすことができているという。

『今のところ落ち着いていらっしゃいます。まだ食事は取れてなくて点滴なのですが、数日以内で食事もできるようになるのはないかと思っています』

酸素濃度、肺炎、重症化リスク、高齢者。
そんな単語が頭の中をぐるぐると回っていたが、まずはひと安心、ということと理解した。

結局マサさんが食事を取れるようになったのは入院からおよそ2週間、1月29日になってから。
熱が出るようなこともないが、夏に通院した足の血液循環が悪くなるという症状が再発してしまったという。

こちらが良くなればこちらが悪くなる。年齢を考えればそれもしかたないこと。
そうして徐々に徐々に、ということなのだろう。

わたしも覚悟という名の心の準備をしなければならない。

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2025年8月13日水曜日

翳りゆくひと。[108]


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2025年が明けた。
そしてまたあっちゃんの携帯電話が通じない。まるで正月の恒例行事のようだ。

『おかけになった電話は電源が入っていないか、 電波の届かない場所にあるため、かかりません』

電話不通はこれで3年連続である。
だがこれまでと決定的に違うのはあっちゃんの周囲には目を配ってくれる人たちがいるということ。心配は何もない。
この音声ガイダンスにも「本当に充電忘れてるんだろうね」と思う程度だ。何かのついでのときにでもスタッフさんに確認してもらえば十分だ。

そんなことを言っていたら、グッドライフのスタッフさんから電話がかかってきた。

『お父様なのですが、インフルエンザのA型にかかってしまいました。今のところ高熱ということではないのですが、お部屋のほうで隔離させていただいています』

いくら対策をしていたとしても人の出入りがゼロではない以上、完璧はありえない。
感染症はある種、不運というだけの話だ。

「わかりました。引き続きよろしくお願いいたします」
『お母様のほうもお父様と接触があったということで隔離させていただきました』

それから3日後の1月15日。再びわたしのスマートフォンが震えた。

マサさんの熱が下がりきらず、また酸素濃度も下がったためによしだ内科病院に入院することになったという。
酸素濃度という言葉は例のパンデミックの際にたびたび聞いた単語で心配ではあるものの、一方ではちゃんと提携病院の医師の存在が垣間見える安心感も感じる。

『それで入院の手続きはこちらで対応させていただいてよろしいでしょうか』
「はい、それはもちろんお願いします」
『ご家族のほうからも一度病院に連絡をしてみていただけますか』
「わかりました。後ほど電話してみます。あ、そうだ。母のほうなんですがスマートフォンの電源が入っていないようなので、ついでのときで結構ですので確認していただけると助かります」

よしだ内科では院長に電話をつないでくれた。

『ご家族様ですね』
「はい、長男です」
「お父様なんですが、肺炎を起こしていましてね、それでもしもの際の延命治療はどうされますか」

いきなり「延命治療」の話だった。マサさんの年齢で肺炎となれば当然の質問なのだろうが。
1年半前に脳梗塞で倒れたときにも病院で同じ質問を受けたが、答えは決まっている。

「いえ、希望しません」

頭では決めている言葉でも、口に出すとやはり苦い。

『抗生剤を投与したところなので、これからそれがどう効果が出てくるか、というところですね。現時点ではそれ以上は』
「わかりました。よろしくお願いいたします」
『いつでも連絡が取れるようにしておいてください』

わたしは電話を切ると、近々のプライベートの予定をすべてキャンセルした。
スマホが手放せない週末がやってくる。

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【FIBAAC2025】完敗終戦。


現実になりましたな・・・。フラグになってたらすいませんね。

●Japan 73-97 Lebanon

27分出場した富永が、わずか3本しか3Pのアテンプトがなかったというのが象徴的。

じゃあ今後はどうするんだって話よね。

スリーが重要なのは前提として、オフェンスのバリエーションを増やすのか、97失点したディフェンスの強度を上げるのか。
個人個人の成長、特に若手の成長に期待するのか。

正直言えば、パリ五輪の後のチームとしての成長に閉塞感もある。若手は呼んでも使わない、とかさ。
まさか河村八村渡邊いないと・・・みたいなことは言わないよね?


これを機に、抜本的な見直しを、と期待する。アンタッチャブルな部分なしにね。



2025年8月12日火曜日

翳りゆくひと。[107]


[107]

2024年の暮れも押し迫った30日、わたしはすでに年末年始休暇に入っていたが、金融機関は営業日でもある。マサさんとあっちゃんの通帳を抱えて記帳のための銀行回りに出かけた。

想定外の支払いなどが発生していないことを確認しつつ、およそ半日かけてようやく自宅に戻ったところ、マサさんの土地売買の契約書が届いていた。
マサさんが署名したという契約者名の欄を見てみると、かなり怪しい筆跡ではあるものの間違いなくマサさん自身の手で名前が書かれていた。

が、その名前の周囲にまるで落書きのようなものがいくつもいくつも書かれている。そこには削除線が引かれている。
同封されていたメモによれば『名前以外にも書かれてしまったところがあり、削除することといたしますので訂正印を押してください』とある。想像でしかないのだが、「ここに名前を書いてくださいね」と言われたマサさんは、『ここに名前を・・』とそのまま契約書に書いてしまった、そんなところではないかと思う。

『署名は難しいかもしれません』

先日ミズマキさんに言われた言葉を思い出す。
かろうじて名前そのものは書けるものの、その手前の認識がまったくできていないということなのだろう。まるで文字を覚えたばかりの子どもに戻ってしまったかのようだ。

そんなことも考えながら契約書を見ていたところ、あることに気づいた。わたしはパソコンを立ち上げ、すぐさま司法書士にメールを入れた。

「売買契約書等、届きましたが、メールでやり取りさせていただいて修正をいただく【前】の内容に巻き戻っているようです。このままでは押印できません」

まさかわざともともとの内容で契約書を作成したということはないだろうが、司法書士という資格を持つプロの仕事とは思えない。「なめてんのか」とわたしの中で怒りが渦巻く。

本来ならば契約書を作り直すべき(という程度の失態)だとは思うが、マサさんに再度署名をしてもらうというのが圧倒的に現実的ではない。

「訂正印対応しかないかとは思いますが、ご対応につきご連絡ください」

そう書いて送信した後、思いのほか早く返信が届く。

『間違えて変更前の分で契約書を作成していたということで申し訳ございません』

あまりに軽い謝罪で腹立たしくもあるが、それを言ってもしかたがない。
最終的に全ページにわたり、訂正印だらけの契約書が出来上がった。

結局、年末の貴重な休日が丸一日潰れてしまった。

年が明け1月6日。マサさんの印鑑証明をコンビニで出力し、契約書2部とともに司法書士に郵送した。次は登記か。

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2025年8月11日月曜日

翳りゆくひと。[106]


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「基本的に内容は一般的なものと思いますので、大筋では問題ないかと存じますが、細かい点でいくつか」

マサさんの土地の売買契約書案に目を通した後、司法書士に対してメールを返送した。
対応できない条項を削除してもらいたい旨等々、それなりに項目数の細かい点について指摘をし、修正を依頼した。
支払い方法に手形ってのは今どき考えにくいし、手形だとまた本人ではないのでいろいろと手間になることことが容易に想像できる。契約書記載は銀行振込に限定にしてほしい旨も。

こうしたやりとりは証拠にもなるメールがいい。

翌日には『契約書の内容を変更しましたのでご確認願います』との返信がある。
こちらの希望はすべて修正してもらった。が、ひとつの質問に回答がなかったので再確認のメールを出した。
契約なのだ。まあいいか、という判断はできない。適当に対応してはならない相手という意識を持ってもらうという意味も含めて。

こうして契約書の内容が固まったところで、次は司法書士によるマサさんとの面談である。

日程調整の話も含めてグッドライフのミズマキさんに電話をかけた。

「またお手をわずらわせてしまいますが、今後の生活費にもなりますので、よろしくご対応をお願いします」
『承知しました。今回も署名してもらうことはありますでしょうか』
「はい、契約書に自署を、という話は聞いています」
『前回もギリギリでしたので、署名は難しいかもしれません』

そうか。そういう問題もあるのか。
でも自署でないと本当にだめなんだろうか。いずれにしてもミズマキさんにお任せするしかない。

さてその面談日の12月25日。
司法書士からは本人の意思確認が終わったとの連絡が入る。署名もできたとのことでひと安心である。

一方でわたしは、マンションから持ち出した書類を整理して、マサさん名義の土地の情報を整理した。
過去に支払った固定資産税の通知書や手書きのメモ、地図のコピーなど、雑多な書類をかき集め、おそらくマサさんが所有しているのは4ヶ所なのだろう、というところは確認ができた。

想像の域を出ないのだが、相続時、マサさんを含めた3人の子供たちがある程度平等になるように、もともと細かく分散していたものをさらに分けたのではないだろうか。

その4ヶ所のうちの1ヶ所が今回売却するところで、さらにはその土地に対して森林火災などに対応する、現在も有効な森林保険なるものに入っていることもわかった。任意保険だから、単純に保険期間が切れて終了ということにしよう。

残り3ヶ所については、今現在固定資産税もかかっていないし、「ある」という認識をしておけば十分だ。
うち1ヶ所に電柱が立っていて、その費用が電力会社から支払われていることも確認できたので書面で住所変更を送付した。

この小さな土地、いつかは相続することになるのだろうか。まったく欲しくもないのだが。

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【FIBAAC2025】決勝トーナメントへ。

幸いにして(?)、イラン戦を見られなかったのですが。

Guam 63-102 Japan○

3戦目のグアム(我が家ではB3オールスターズと呼ばれています)を危なげなく勝ち抜けて決勝トーナメント進出。

相手もあることなんで一概には言えないとは思うんだけど、よく言われる「スリーの確率」は重要だと思うし、試投数ももちろん。ただこの試合についてはもう少しオフェンスのバリエーションを見たかったかな、とは思う。

外を消されたときにどうするか、決勝トーナメントでは必ずその問題に突き当たるはずだから。


QFの相手はレバノンか。壮行試合でやられた韓国でなくて良かったかな?


2025年8月10日日曜日

ヒーローの時間。

ゲームの終わり方がヘタクソというか、とんでもないやつ食らっちゃったんで「終わり悪いとすべて悪い」みたいに思いたくもなっちゃうけど、実際のところ、それ以外は完勝で、逆にもう少し点差ついててもよくない?ぐらいだった。

横浜FC 1-2 浦和○

そしてその中心にいたのはもちろんわれらが新ヒーロー!小森飛絢!!
「ひいろ」を辞書登録するの巻。

ポストとか前線からの守備とか、CFに求められる仕事は多々あれど(実際問題驚くほどにすばらしいパフォーマンス)、結局は「得点」だもんね。

得点シーンそのものは「泥臭い」などと称されるようなものだったかもしれないけれど、どんなゴールでも1点は1点だから。いや、今日は2点。

ありがとう、僕たちのひぃろ。


この試合、早川と根本が出場したのがすごくうれしい。
特に早川の「気の利いた」プレーは今後に期待大。というかあのぐらいできちゃうのは知ってたけどね(笑)。


2025年8月8日金曜日

翳りゆくひと。[105]


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9月に申請していた「介護保険高額介護サービス費等」が、およそ2ヶ月を経て支給が決定したとの通知が届く。
マサさんは昨年老健に入所してから、あっちゃんはグッドライフに入居して以降の分の介護サービスが対象で、戻ってくる月々の金額は微々たるものだが、年間にすると意味があると思い申請をしていたものだ。
決定通知の支給額を見てみると、ふたりの1ヶ月分以上の生活費に相当する。介護制度ありがとう、という気持ちと同時に、書類をきちんと提出した2ヶ月前のわたし自身に「いい仕事をした」と伝えたい。

そして12月。

春先から話が出ていた、マサさんの実家近くの小さな土地を買いたいという件、ようやくその仲介業者から電話でコンタクトがあった。
秋口に間に入っているという地元議員からの2度目の連絡があったのだが、そのときは『司法書士から連絡があるから』ということだったので、話が違うとは思ったのだが、その仲介業者といろいろ直接話をしていると、議員先生がまったく情報共有をしていないということだけがわかった。電話口の印象から、少なくとも投票したいような人物ではないなという印象ではあったのだが。

「はい、その売却の話は聞いています。話の出た春の段階で所有者である父からは口頭では承諾はもらっています」
『そうでしたか。でしたら話は進めさせていただきたいと思います』
「どこまで情報が伝わっているかあれですが、土地の権利書などが紛失していて手元にはありません」
『そうですか。では司法書士にその旨も伝えたいと思います』

権利書がないという話はかの議員先生には何度もしていたのだが。

『それで金額なんですが、近隣の他の方とも合わせて○○円でお願いできればと思ってます』

おそらくは最初に交渉した近くの地主の方がいるのだろう。わたしとしては金額に異存はなく、むしろ数ヶ月分の生活費に相当する現金が手に入るのであればこの上ない話だ。

「それでお願いします。では司法書士の方からの連絡は、できればメールでやり取りさせていただければと思いますのでよろしくお伝えください」

以降、司法書士とは数度のメールを交わした。

『売買契約書の締結、売買代金の支払い、それに伴う所有権移転登記手続きを行う必要がございます。また、権利証が紛失されているということですので、顔写真付きの身分証をご提示いただき、権利証に代わる書類を当職で作成いたします』

権利書の件は司法書士に任せるしかないだろう。
司法書士の仲立ちで、仲介業者に売却、仲介業者は周辺の土地をまとめた上で、最終的に工場建設を予定している企業に売却することになると。特に難しい話でもなんでもないので、どうしてここまでのその説明がなかったんだろう。

『まずは売買契約書の内容をご確認いただきたく』

わたしは送られてきた契約書のデータに目を通す。
仕事でもこの手の書類を見ることは多々あるのだが、このPDFデータはプリントアウトをスキャンしたもののようだ。ワープロのソフトから直接吐き出したPDFでないというのは昨今なかなか見ない。これはもしかするとオリジナルが古いものではないか。それは現実に即していない可能性もある。十分に注意して読む必要がありそうだ。

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2025年8月7日木曜日

【FIBAAC2025】立ち上がりは大事よ。

男子のバスケアジアカップ開幕。

前もって書いておきます。ライブを見ている時間帯、実はやらなきゃならないことが別にあったんで、ながら視聴というか、半分ぐらいしか見てないというか、ほぼ耳で実況聞いてるだけでした。という部分を割り引いた上で以下ご高覧ください(おじぎ)。


初戦の難しさ、とはよく言われることではあるものの、「わりといつものメンバー」で臨んでたわけで、もっと立ち上がりからガツンと行ってほしかったかな。解説の仙人田臥が怒ってたね。

公式サイトのゲームレポートの見出しは『後半の圧倒的なパフォーマンスで日本がシリアに勝利』となってましたが、「後半の~」というのは余計だよね。エンジンのかかりが遅かった。

○Japan 99-68 Syria

それでも最終的に30点差になったことはポジティブかとは思うものの、試合の趨勢が決まってからいいシュートが入るようになってもな、というネガティブ感想も同時にあったりする。

つーことで次戦はティップオフからやったろうぜ。

その他雑感。
  • 後半スタート、実況が「吉井!吉井!!よーしーいーー!!」って吉井の名前しか言ってない時間が耳で聞いてておもしろかった。
  • 相手の元アメリカ人の5番。リズムが独特というか。でも馬場と吉井で止めてやったぜ。つーかそれに対応できなかったシリアもシリア。
  • 狩野が得点したっ!!


2025年8月6日水曜日

海老天のシッポは食べる派。

ランチに天丼食べた。久しぶりだったんですごく満足。

その天丼食べてるときに自分の食べ方のクセみたいなものに気づく。

まずは上に乗ってる具材を避けるようにして、ご飯部分をどんどん掘り進めつつ食べ進めているということに。

簡単に言うと、序盤は米ばっかり食べてる。それは天丼に限らず、カツ丼だろうと親子丼だろうとうな重だろうといつものパターンだ。

途中で具材がなくなってご飯だけが残るのがいやなんだろうな。たぶん。

カレーライスとか食べるときに最初に全部混ぜちゃうのも同じ理由なんじゃないかなと思う。上手なバランスで食べられないんだよ(笑)。


そうして最後に残った海老天のシッポのところで丼の中の米粒をかき集めて綺麗に平らげてフィニッシュ、と。
そういえばとんかつ定食のときもラストのカツではがれた衣とかソースまみれのキャベツとかかき集めてるわ。

なんでこんなこと考えながらメシ食べてんだろうね、俺は。
限られた休憩時間なんだから、せめて頭の中ぐらいゆっくりすればいいのに。


2025年8月5日火曜日

嘘つきな大学生。

あのさ、どんなに有名でどんなに給料が良くても面接の段階で理不尽かつ意味不明なこと言ってくる企業には就職しないほうがいいぞ。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「六人の嘘つきな大学生」です。
まあ就活している段階では全員が全員多かれ少なかれ嘘つきだとは思うんですけどね(失礼)。

大企業の最終面接に残った6人が「自分たちでたった1人の内定者を選ぶ」ために集められた会議室。洞察力や分析力といったそれぞれのキャラ付け(=就活的に言うと自己アピールか)はおもしろい。
そこで次々に暴かれるそれぞれの過去と嘘。犯人はいったい――という、クローズドサークルなミステリー。


もしその「暴露」が企業側が仕掛けたものでないのだとすれば、隣室で進捗を見守っているはずの人事部はいったい何をしている?
想定外すぎるこの展開を放置?そんなことはありえないでしょ、といういきなりの論理の破綻はちょっと横に置いとくことにしよう。冒頭に書いたように「意味不明な」企業だからね(汗)。

仲良し6人組が、実はうわべの付き合いでしかなく、疑心暗鬼から関係性が崩壊していくという流れそのものはおもしろかった。

でもなんか腑に落ちないんだよね。
理詰めで話しているようで、その理が納得できないっていうのかな。

この手のミステリーでひとたびそう思っちゃうとどうにも・・・・。ラストまでしっかり見たことは確かなんだけどね・・・・。
原作を読めばまた印象は違うのかもしれないね。
あと、映像化にあたって少なくとも大学名は実在のものでないものにするべきだった。六大学(東大の代わりに一橋だったけど)にちょっと失礼かと。

・・
・・・

ただ小説でなくて映画で見てよかったなってのはやっぱり浜辺美波ちゃんの存在(はぁと)。
シン・仮面ライダー」のときにも書いたけど、やっぱりザ・映画女優。
大画面(といってもテレビなんだが)でアップになっても「絵がもつ」もの。

あまりに画面を見つめ過ぎて、その夜夢に登場した(喜)。


2025年8月4日月曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#34

自宅でトレーニングするために加圧ベルトを調達したのが2013年の7月のこと。
そのベルトを今でも使ってるんですが、実はベルトを巻くためのプラスチックパーツと位置を確認するためのベルト通しの付いた「メーカー指定ウェア」もセットでした。Tシャツとスパッツです。

ボタンの横の四角いパーツがウェアにくっついてる

このウェアが案外丈夫でダメにならなかったこともありますが、これまではトレーニングのときにはまずはそのウェアに着替えて、というのが必須でした。
が、これが少々めんどくさい。トレーニングに向かうひとつの障壁にもなってました。

この障壁を回避すべく、ウェア付属のプラスチックパーツを取り出すことにしました。
要するにウェア側を破壊して(笑)、ベルト単体で使えるようにしたわけです。

さすがに長いこと加圧トレやってきてますので、ガイドがなくても適切な位置に巻けてると思いますし、わざわざ着替えなくてもいいのは本当にストレスがない。

寝間着(Tシャツ短パン)のままトレーニングして、あとは普段着に着替えるだけ。気楽です~。

【2025年7月度】
加圧トレーニング:4回[自宅トレ通算259回]
寝起き素振り:21回
月間さんぽ歩数:約35万歩

計測
前月比:  体重-0.5kg 体脂肪率+0.2pts
前年同月比: 体重+0.1kg 体脂肪率+0.4pts
2013年7月比:体重-7.9kg 体脂肪率+4.1pts

血液検査[27回]
前回比:-0.3pts(目標まで-0.1pts)
2022年5月比:-3.5pts
ドクターに怒られなかったよ!


2025年8月1日金曜日

翳りゆくひと。[104]


[104]

昼食を取ってた店でのこと。
見知らぬおばあさんと店員さんがカウンターで話をしている。大きな声はいやでも耳に入ってくる。

『おねえさん、おつりちょーだい』
『レシートと一緒にお渡ししましたよ』
『1000円払ったでしょ。600円のおつり』
『財布の中見てください、お渡ししましたから』
『入ってないわよ』

最終的に店長さんが登場して『お財布の中身見せてくださいね』『ありましたよ』ということで無事解決したようだったのだが、わたしはいたたまれない気持ちと同時に、怖さのようなものも感じていた。
もし、あっちゃんが同じような場面になったら、と。

あっちゃんのことだから仮におつりをもらってないと思っても、体裁を気にして黙ってるような気もするのだけれど、そうとも限らないのが認知機能の低下というやつだろう。お金のことはトラブルになるという話もよく聞くし、そもそも店の迷惑になってるし、何かスイッチが入ってしまうようなことも想像してしまう。

そうなる前に、老人ホームという環境に移ってもらえてよかった。そう強く思った出来事だった。

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