今回今さらながらに見てみた映画は「デスパレート・ラン」です。
森の中でのジョギング中に、息子の通う高校で事件が発生したことを知った母親が、スマホ1台で息子の安否を確認し、そして守ろうと――てな感じのサスペンスです。
全編ほぼほぼ母親(主演はナオミ・ワッツ)のひとり芝居。
スマホを駆使して、とは言いつつもほとんどは音声通話でした(多少マップやらUberやらは使ってましたが)。その意味では「サーチ」「#サーチ2」と比べたらずいぶんとシンプルな構造に思えちゃうんですけど、だからと言ってつまらないという感じはぜんぜん持ちませんでした。
音声通話ってものすごく緊迫感あるし(役者さんの芝居ですもんね)、しかもそれを森の中を走りながら行うんですもん(フィジカルすげぇって)。
子を思う親の姿が、素晴らしく際立ちました。大熱演だったかと。
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が、終盤はちょっと違う終わらせ方もあったんじゃないかなぁなんて思います。
ネタバレしゃいますけど、なんだか軽やかに違法行為をしてしまうし、とてもイージーに犯人に直接コンタクトできてしまったり。さすがにそこは脚本が軽すぎんか?という気がしましたね。
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