2023年7月24日月曜日

先ちゃんの「step 2 step」。

先ちゃんこと江口寿史センセの画集「step」を買ってから早5年。そのときのブログは→コチラ

その続編(って言うのか?)となるオール新作の「step2」が発売されて、その発売イベント(というかポップアップストアかな)が吉祥寺で開催されてたのでさんぽがてら行ってきたぞ、という話です。


会場の「リベストギャラリー創」は小さな画廊で、展示されている作品がすごく多いわけではないし、ほとんどが「東京彼女」をはじめとした他の作品展で見たことがあるものだったんだけど、それでもより近い距離でじっくりと見ることができて、なんと言うんだろうねぇ、改めて「見られてうれしい」という率直な感情が湧いてきた。

特に今回多かった「下書きとペン入れ後」を並べた展示。
下書きから完成されるまでに、たとえば髪の毛の流れ1本から、ちょっとした目の方向とか、唇の開き具合とか、そのアップデートにものすごく「うん、そりゃこっちがいいに決まってる」という納得感もあって、そして仕上がりそのものの美しさも含めて感嘆しきりでした。

終着点に向けた先ちゃんの「執着」と言ってもいいかもしれない。


その余韻を持ったまま、帰宅して「step2」を開く。その中はやはり執着の結晶だった。・・・って、そういう言い方でいいかと問われると困っちゃうけどね、セルフライナーノーツを読んでその思いを強くしています。

繰り返し開く大切な一冊になりそうです。



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