先ちゃんこと江口寿史センセの画集「step」を買ってから早5年。そのときのブログは→コチラ
その続編(って言うのか?)となるオール新作の「step2」が発売されて、その発売イベント(というかポップアップストアかな)が吉祥寺で開催されてたのでさんぽがてら行ってきたぞ、という話です。
会場の「リベストギャラリー創」は小さな画廊で、展示されている作品がすごく多いわけではないし、ほとんどが「東京彼女」をはじめとした他の作品展で見たことがあるものだったんだけど、それでもより近い距離でじっくりと見ることができて、なんと言うんだろうねぇ、改めて「見られてうれしい」という率直な感情が湧いてきた。
特に今回多かった「下書きとペン入れ後」を並べた展示。
下書きから完成されるまでに、たとえば髪の毛の流れ1本から、ちょっとした目の方向とか、唇の開き具合とか、そのアップデートにものすごく「うん、そりゃこっちがいいに決まってる」という納得感もあって、そして仕上がりそのものの美しさも含めて感嘆しきりでした。
終着点に向けた先ちゃんの「執着」と言ってもいいかもしれない。
#江口寿史 センセの「step to step」、行ってきました!
— 144factory [kaz144] (@144factory) July 22, 2023
下描き段階からペンが入るところまでの緻密なアップデートにため息出る。
画集「step2」はゆっくり拝見します!! pic.twitter.com/3E4vnzMEtg
その余韻を持ったまま、帰宅して「step2」を開く。その中はやはり執着の結晶だった。・・・って、そういう言い方でいいかと問われると困っちゃうけどね、セルフライナーノーツを読んでその思いを強くしています。
繰り返し開く大切な一冊になりそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿