2022年4月27日水曜日

濃厚デイズ。[上]

ぶぶぶっ。スマホが震えた。LINEメッセージだ。

『のどが痛くて体がだるいらしい。ビンゴかも』

このときちょうどオフィスを出て家に向けて歩き始めてた僕は、この第一報を受けてちょっとおたおたしてしまった。軽いパニックというか。

10分ほどかけてオフィスに戻り、「念のため」翌日を休暇として、一応在宅勤務用のPCをカバンに放り込んで再び帰路につく。

・・・なんか慌ててたよね。うん。

Covid-19を無闇に恐れているわけではないのだけれど、もう逃げ切ったという達成感もあったせいか、想定外だったという感じが近いかしらね。

頼まれた水分補給用のドリンク類を抱えて帰宅してみると、当事者の息子2号は当然自室でお休み中。
かかりつけ医は今日の診察はできないとのこと。最近新しい予約システムを導入したらしく、ちょうど日付変更線の0時から当日の予約ができるようになるので待機してたら、寝てるのに飽きた息子2号が居間に入ってきた。「しっしっ」と息子1号に追い払われる(笑)。そもそも熱はないそうで、体調も戻ってきてるようだが、さて。

*  *  *

朝一番かかりつけ医からの問診の電話、その後本人はひとりで歩いて病院へ。わりと短時間で戻ってきた。PCRの結果は翌日夕方になるらしい。

さて、じゃあ僕はどうしたらいいんだろう。まずは「濃厚接触者」の定義だよな。
まずは厚労省のサイト(→コチラを確認。まあそうか、一般論ね。
続いて感染研のサイト(→コチラ。いろいろ読むに、国は基準を示し、判断は自治体という感じなんだね。

というわけで東京都のサイト(→コチラを見ると、確かに『オミクロン株が主流である間においては、感染者が発生した場所毎に濃厚接触者の特定や行動制限を実施するかを、自治体の判断で決定する』という文言がある。

まあなんにしても「同居家族は濃厚接触者」になるわけだ――大学生の息子との接触なんてほとんどないけどな。

んで、7日間待機(8日目解除)が基本というのは変わらないけども、オミクロンについては『抗原定性検査で4、5日目で陰性の場合、待機解除』とのこと。検査キットか。

と、息子2号が病院でもらってきた書類の中に、東京都提供の無料検査キット申し込みのための書類を見つける。さっそくネットオーダー。簡単である。

ここまでやって、「今」できることはもうないな、と思う。
そしてカレンダーを見て考える。最短5日目解除か・・・。

今日が1日目。5日目ってのは週明けかぁ・・・うわっ、その前あたりの仕事の準備が何もできてない。かなり問題アリなのではないのか!?まずいまずい。
週末に誰もいないオフィスで仕事したら怒られるかなぁ・・・。


[下]につづく。

※本投稿より、これまで使用してきた「坊主1号・2号」の表記を、「息子1号・2号」に変えることにしました。2名とも成人しましたので。


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