2022年4月15日金曜日

仲良くケンカしな。

今回今さらながらに見てみた映画は「トムとジェリー」、2021年版の“実写”版です。


実写といってももちろんオール実写ではなく、実写の中にアニメーションが融合される形で(あたりまえか)、この映画がうまいことやったな(成功した)と思えるのはそのアニメーションを最新の技術を使った3Dアニメではなくて、2Dで表現したことだと思う。人間以外の生物はすべてアニメ。

それによって変な胡散臭さは出てこなかったし、どちらかというとアニメに現実が入っていったような・・・“Cartoon”っぽいというのか、誰もが知ってるトムジェリの世界観をそのままに、という雰囲気を作れたのだと思う。

だってもう80周年ですってよ。子どもたちも僕自身もずーっと見てきた大騒動。今さら新しいイメージなんて無理でしょ?

ところで僕、子供のころはジェリー派だったんだけど、今は圧倒的にトム派。
そりゃ猫突猛進で粗暴なところもあるけれど、ベースの部分では心優しいし、そして何やっても結局うまくいかなくて落ち込むことも多い。圧倒的なシンパシーですよ。涙なくては語れませんよ(誇張)。

あ、映画の話。

ニューヨークの高級ホテルで行われる豪華結婚式を舞台に、新人スタッフとトムとジェリーが巻き起こす大騒動。以上(笑)。
あの世界観は損なわれていないのだから、楽しくないわけがない。そして、新人スタッフ役(=トムのパートナー)がクロエちゃん(・グレース・モレッツ)。それだけでもう優勝!!

*  *  *

もう1本、人間とヒューマギアが仲良くケンカする映画(こじつけ)、「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」も見ました。
コロナ禍の撮影でひどく駆け足になってしまった本編最終回の後日譚ですが、少しばかり悩ましかったエンディングに、ここでプラスαすることでものすごく「納得の決着」みたいなものを感じたし(ネタバレ:特にイズのとこね)、単体としてもゼロワンらしい疾走感もあって、かといって複雑すぎることもなく、すごくシンプルに良かったっす。


ところで、頭に布を巻いてないと滅が滅に見えなかったりします(笑)。


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