“To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, to draw closer, to find each other and to feel. That is the purpose of life.”
今回今さらながらに見てみた映画は「LIFE!」です。
原題は「The Secret Life of Walter Mitty」、「虹を掴む男」のリメイクとのことですが、そっちを知らないので(^^;
主人公ウォルターは、空想の中では勇敢にも情熱的にもなれるのに、現実では地味で冴えない毎日を送っている。
その彼が勤務先である『LIFE誌』の最終号の表紙を飾るはずだった写真のネガを追って、これまで体験したことのない冒険の旅に出る、って話。
LIFEという語はその雑誌のタイトルと彼の人生という両方にかかるのでしょうね。
ストーリー自体は至ってシンプル。
ただ、ものすごく「残る」。エピソードも、映像も、そこに乗っかってくる音楽も!(個人的にはやっぱりポウイの印象が強い)
特に景色。グリーンランドもアイスランドもヒマラヤも、そりゃまあとにかく「美しい」。
そう感じたことがすべてなんだと思う。
ウォルターの成長物語という意味合いも当然あるんだろうがそれだけじゃない、いや、それ以上に素敵な「体験」ができたってことよ。
エンドロールを眺めながら、「いい気分だなぁ」って思った一本でした。
ところで、ウォルターが追うカメラマン役のショーン・ペンがまたかっちょよいのよ。
カメラマンのくせに「カメラに邪魔をされたくない」ってセリフもね(ネタバレ)。
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