お久しぶりの中山道。北に進む僕に直撃する強い北風・・・進みませんよぉ。それでもそんなに寒くもなく、春は近いのかも、と思う。
今回は浦和宿、われらが「レッドボルテージ」前からリスタート。ここから先は未知の道(^^;与野を過ぎてさいたま新都心のビル群が見えてくると、次第にオレンジ色のフラッグが目立つようになり、ダービーマッチの相手のエリアに入ったのだといやでも認識させられる。この日、NACK5スタジアム(大宮公園サッカー場)では中村俊輔のFKが炸裂することになるのだが、この時点ではまだ誰も知らない。
大宮宿も浦和同様まったく宿場町の雰囲気はない。上尾駅前に「中山道上尾宿」という表示が出てくるまで、特に「らしい」ものはなく、淡々とした散歩が続いていく――ちなみに、今回の行程の旧中山道は、すべて国道17号(現在の中山道)とJR高崎線と並行する「県道」だった。一度たりとも曲がることなく一直線。だから余計に淡々としてたんじゃないかと思う。
紅花で栄えたという桶川宿、商店街のポイントカードも「べにはなカード」。
活気がめちゃめちゃあるというわけでは(残念ながら)ないけれど、宿場町の風情に加えて昭和の商店街の風情が渾然となってて、なんだか懐かしさも覚える。こういう町こそゆっくり散歩すると楽しいんだよな~と思いつつも先に進みます。
インスタの複数枚投稿ってやつをやってみたんだがどうだろう。
桶川の先の北本、ここはもともと宿場町だったんだとか。鴻巣が整備されてそちらに宿場が移って、元宿場が元宿、そして本宿という地名が残ったそうな。この本宿の「本」が北本の「本」なんだって。へー。
その移転先の鴻巣は、ひな人形の町。そのぐらいは僕でも知ってる(^^;
で、市内に入っていきなり町名が「鴻巣市人形」。なんかすげえ!!人形販売店や工場、観光館なんかが立ち並び、関係ない店先にもひな人形が飾られてて、その町中が一体になった雰囲気はちょっと感動しちゃうな。
「ひなの里」という観光館は必見。江戸期のひな人形とか、なんかすごいよ。あと、「赤物」というおもちゃ(?)が国の重要無形文化財に指定されたんだとか。これも綺麗だった。
「こうのとり」だけに安産の神様な鴻神社にお参りして、今日はここまで。
安産関連は現在特に用事はないけどね。もちろん。
今回の行程:浦和宿~大宮宿~上尾宿~桶川宿~鴻巣宿。お昼ごはんは北上尾駅近くのチェーンの牛丼屋さん。県道沿いは焼肉店ばっかりで、みんなどんだけ好きなのよ、って。
ここまでの行程:[1] 日本橋~浦和宿 [2] ~鴻巣宿
0 件のコメント:
コメントを投稿