2015年3月19日木曜日

二流小説家。

今回今さらながらに見てみた映画は「二流小説家 シリアリスト」です。もともと海外ミステリーには疎いんで、かえってそれが良かったのかも、なんて。

猟奇殺人犯である死刑囚から、縁のない二流小説家のもとに「手記を書いてくれないか」という依頼が来るところから物語は始まる。
突拍子もない出だしなのだけれど、話がうまいこと流れていく感じで、あまり違和感なくストーリーに入り込むことができた。役者さんの力もあるのかな?

設定が突拍子もないくせに、実は直球のミステリー。グイグイ来ます。

ヘンにこねくり回してないから理解しやすいし、すごーくおもしろかった(理解しやすいってのはミステリーに対するほめ言葉ではないかもしれないけどさ)。驚きも少ないという言い方もできるかもしれない。
ただ、映像はヤバい感じなので、見る人は選ぶのかなとは思うのだけど。
動機とかそのあたりの話は海外ミステリーだとちょっと僕には納得しがたい部分があったりするんだけど、そういう意味でも日本映画でよかったな、と思うわけで(^^;

上川隆也がいつ「私に3分だけ時間をください」と言い出すのかと気になった(嘘)以外は「◎」だったな。

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