散歩している最中になんとなく気になる店を見つけて後で調べてみたら、どうもこの店に起源があるらしい、ということでチャンスをうかがっていた「らーめん幸龍」に初訪です。
店の外にある券売機でトップメニューの「黒龍」(720円也)をポチッ。ほかにも青とか黄とか赤とかありますが、この黒は「黒豚骨醤油」という説明。
そういえば今年の健康診断の結果を受けて、ドクターから「家系と二郎は控えるようにwww」というお達しがあったな。豚骨醤油は家系じゃないな。うん、違う。うんうん。よしよしwww
引き戸をガラガラと・・・「うわ狭っ!」(←心の叫び)
三角形の土地に無理矢理という感じなので、席によっては「らーめん仕上がる→カウンターの配膳専用台に置かれる→配膳担当のスタッフの人が裏口から厨房を出る→スタッフさん、客と同じ戸からガラガラと入店→らーめんピックアップして奥のカウンターのお客に出す→再び外を回って裏口から厨房へ」・・・まあたいへん。
でも座ってみると隣の人と近すぎるわけでもなく、狭さは感じません。
そして接客も気持ちいいので、居心地はすごく良いです。
ていねいに作ってるなーと厨房を眺めていると、やがて黒龍が大きめの深いどんぶりで登場。茶濁のスープの上にはマー油(これが「黒」か)。ざく切りのキャベツと小ぶりだが分厚いチャーシューが目を引く。
いただきまーす。スープをずずずっと・・・「ん???」「・・・?」
どうにも言葉にならない。美味い。美味いことはわかるんだが、これはボキャブラリーにはないぞ。
麺をすすると、持ち上げられたスープから煮干っぽい魚介(自信なし)の風味、ゴマの香りも立ち上がってくる。
あえて言葉にするならば、複雑。それでいて絶妙で豊か。マー油をはじめ何かが突出してくるわけではない。だから「コレ」と言えないのかもしれないなー。
そして麺もそのバランスの中にきちんと存在している。この中太麺、好きっ!
チャーシューは予想どおりにやわらか~~ん。
キャベツやごろごろのメンマの食感も楽しい。
食べ進むにしたがってスープの味がまろやかになってくる気がする。「混ざった」という感じ?伝わんねえよ、その表現(笑)。
大変気に入りました。ごちそうさまでした。次はどの色にしよう。
JR大井町駅中央口から立会道路に入って300mぐらい。「一本橋」信号の左手前角。
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