朝晩はすっかり冷え込むようになった。もう4シーズン目になるのかな、スカイブルーのコートを引っ張り出して、そういえば・・・と思い出したことが。
こないだの休み、おつかいを頼まれた。ついでにちょっと洋服屋さんも見て回る。あくまで、つ・い・で(^^;
目に留まったのがマネキンが着てた赤いタータンチェックのピーコート。
♪S!A!T・U・R!D・A・Y!NIGHT! をイメージしてくださいね>華麗な皆様。
タータンチェック流行ってるみたいだし、おまけに「先行バーゲン」の表示まで。「今度は派手なの買うぜ」という思いがあったからか、すぐさま試着。サイズも変えながら脱いだり着たり。
・・結局買わなかった。安かったし悪くはなかったんだけど(赤いコート着たって特に恥ずかしくはない私)、今思うと「コート“が”欲しいとは思ってなかった」っていうのがあったんだろうなと。
あるエッセイにこんなことが書いてあった。
『第一印象は大事。その第一印象は多くの場合間違っていない。ただ、第一印象を“きちんと終わらせる”ことなく行動を起こしてしまうと、その出会いを塗りつぶしてしまう。
たとえばそれは「ダメな男に引っ掛かる」も「無駄な買い物をしてしまう」もそう。』
(かなり強引にまとめてます by 私)
第一印象を終わらせる――か。なるほどー。
どこまでが第一印象かはわからないけれど、少なくとも「パッと見」とか「勢い」とかでは第一印象は終わってないんだろうな。今回の赤コートの一件はまさに「勢い」だな。
僕はネットショッピングも利用する。「便利」「安い」は認めてるから。
で、オススメ~とかこんな商品も~とかをサーフィンすることもある。そして確かに「おっ」って思うおもしろそうなものは見つかる。でも結局そこまで。「うおー欲しいぃぃ」→[ポチっ]まではあんまりたどり着かないんだよなー。
それは単にショッピングの楽しさが実店舗に比べて足りない、あるいは僕の財布の紐が意外にも固い(いや、中身が少ない)ってことかなって思ってた。
でも自分のアクションを振り返ってみると、「おっ」って思った直後にクチコミとかレビューとか見ちゃって、自分の印象ではなく、誰かの印象で塗りつぶしてしまってるんだな、と新発見。
うん。買い物はちゃんとしよう。もちろん買い物だけでなくて、いろんな出会いにおいても、ね。
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