デビッド・カッパーフィールド監修ってのがまた気分を盛り上げるわけです。
マジックで騙して騙して大どんでん返し、なので内容については触れるわけにはいかないけど、なかなかにワクワク映画!
ところが見終わってふと「そんなでもなかった」「あのマジックは反則だろ」と思ってしまったり。
いやいや、そういうことではなくってこの手の映画は思いっきり楽しんだやつの勝ちだろ・・・ということで「楽しんだぜ!」と大声で言っておきたいと思います。
ちなみに、マジックそのものはオープニングのとこのクロースアップマジックが一番驚いた(^^;
あと、フランスの女性捜査官がとんでもなく美人っ!!
* * *
もう1本、こちらは「これがロス市警のリアル」というキャッチコピーがついた「エンド・オブ・ウォッチ」。
主人公の持つ2種類のビデオカメラとパトカー搭載カメラの映像がふんだんに使われたポリスアクション。こういうの、POV(Point Of View)っていうそうで。ブレや粗い映像がかえってホンモノっぽいので、ホラーなんかでよく使われますな。
映画的には何も起こらない前半。あまりに日常であまりに何もないから見るのやめようかと思ったり(^^;
でも主人公の持つカメラの「主観映像」がじわじわと入り込んでくる。というよりも、見ているこちらが向こうに入っていってしまうといったほうが近いかな?
そして徐々に広がってくる「悪意の匂い」。
そこからのストーリーはある程度予想できる範囲だけど、その予想できてしまうリアルさが逆に恐怖心を煽る。
そして・・・あえてラストにあのシーンを持ってきた。
「警察官24時」。警察官であると同時に生活者でもあるという事実。前半の淡々とした映像は、それを際立たせるための壮大な伏線。
予想以上にグッと来ました。こいつはオススメ!・・・しにくいPG-12。
主役って「ミッション:8ミニッツ」の人だったのね。どっかで見たことあるなーぐらいでまったく気づかず(^^;
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秋の夜長。
「マキシマム・ソルジャー」。ジャン=クロード・ヴァン・ダムだしマキシマムというぐらいだから当然「ユニバーサル・ソルジャー」よりもすごいんだろうなと期待したが、あまりのB級っぷりに泣き笑い。
「ステルス」。タイトルどおりの戦闘機の話・・・程度の予備知識で鑑賞。途中まで「あーそういう感じかー」と思ってたら、少しそれが裏切られて、かなりどきどきわくわく。10年近く前の作品だけど、古さはあまり感じない。エンドロールでロブ・コーエン監督だと知り、なるほど僕の好みだわ、と納得。
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