2016年6月23日木曜日

失速からの反攻。

2点差は危険なスコア!今回ばかりはチームに賛辞を贈るしかないな!大逆転勝~利!!
興奮したので、本日長文です(笑)。

2016 Meiji Yasuda J1 League 1st Stage #13
○浦和 3-2 東京

最終的なスコアはFC東京戦おなじみの「バカゲーム」。だけど豪快に殴り合ったというよりも、互いの自作自演みたいなちょい情けないバカゲーム(苦笑)。

前半。とにかく米本がスーパーだったし(スペースを埋められてボール刈られて)、ムリキはついに本来の力を出してきたし、橋本にも手を焼いてた感じ。そこにこわごわと攻撃する浦和、という図式だったから、決定機をいくつか逃した(秋元大当たり)後に、カウンターから失点というのは必然だったかもしれない。まさに東京の思惑どおり。

2失点目はアンラッキーもあるけれど、あそこにポジションを取れていた橋本を褒めるべきかな。

いずれにしても見てるこちらはほぼ折れました。何せ当方3連敗中。悪循環の真っ只中。
でも希望がなかったわけじゃない。それは東京は運動量の低下を含めて勝負弱いということと何よりも相性の良さ。超他力本願だけど(笑)。

後半。JFKがDFラインを高く保つように指示をしたとテレビの中から聞こえてくる。
前半苦労してたのは何をするにもスペースが消されてたからで、高いDFラインでのアグレッシブな守備に苦労してたわけじゃない。しかも2点差、むしろドン引きされたらノーチャンスだったんじゃなかろうか。
結果、ちょびっとずつだけどそこここにスペースができてきた。これはもしかして・・。

セットプレーからは点が取れないことでおなじみのわれらが浦和(涙)、CKからの流れで1点を返す!
このとき、興梠のクロスに対して阿部、槙野、李の3人が並ぶようにしてヘディングに行っている。しかも全員フリー。誰の頭でもゴールになりそうな状態だった。一方東京の選手は遅れて1人入ってきただけだった。「これはDF混乱してるぞ」。静かにほくそえむワタシ。

ここで東京は選手交代の2枚目。右SBの徳永を下げてそのポジションには橋本がスライドした。これがこの試合の最大のポイントだと僕は思う。
混乱しつつあったDFラインから徳永のディフェンス力がなくなり、さらに中盤から橋本がいなくなって東京の攻撃の怖さは半減。1点返して息を吹き返した浦和の前への圧力が強まるのは必然だった。柏木はさらに高い位置でボールを動かすようになり、阿部が、槙野が次々と攻撃に絡んできた。

DFラインにギャップが生まれれば中央でコンビネーションが使える。中央にボールが入ればサイド攻撃にも破壊力が生まれる。そして攻撃が機能すればプレーのひとつひとつに自信と勇気が戻ってくる。
一方東京は目に見えて運動量がなくなってきた。

サイドチェンジから中央のコンビネーション、興梠が落として槙野がズドン!同点!!東京のDFは見てるだけ。

こうなりゃイケイケ!勝つぞ!(←つい20分前まで折れてたくせに)

点が取れないことでおなじみFK→やっぱりダメか→でもクリアもしょぼい→ごにょごにょしてたらこぼれ球が阿部の前に→ズドン!→ポストとバーのの角っこにバン!→「うわぁぁぁ!」頭を抱える僕→一瞬テレビから目を離してしまう→画面に視線を戻すとゴールマウスの中にボールがコロコロ→きょとん→遅れて俺ガッツポーズ→リプレイ確認して再度俺ガッツポーズww

内容はほめられたもんじゃないし、プレゼントしてもらったような勝点3だけど、すばらしい逆転劇であったことは疑いようもなく、今最も必要だった「勝利」を手にした。
例年終盤にやってくる失速(涙)が今年は早めにやってきて、そして去っていった。そう言えるよう、次の連戦ラストがまた大きな意味を持っている。

*  *  *

シンゾー、リオがんばってきて!
その間のチームが猛烈に心配だけど(^^;

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