少し離れたパーキングエリアにクルマを止めて、「らぁ麺 やまぐち」を目指す。
駐車時間のリミットは60分。歩きながら自分の中で結論を出す。「列が10人以下なら並ぶよ」と。到着すると幸いにも6番目。念願の初訪、なる。前に一度来たときは臨時休業だったんだよ・・。ちなみに店を出るときは15人ぐらい並んでたのでラッキーだったと言っていいね。
券売機で買ったのはお目当ての「鶏そば」(780円也)のチケット。「こちらどうぞー」の声に導かれて背の高いカウンター席に登る。
厨房の様子は見えないので、店内をきょろきょろと観察します(^^;
カウンターのみ10数席、決して広くはないけど天井が高いので窮屈な感じはない。インテリアも落ち着く感じでなかなかいい。
土曜日の昼時、デート風の若者もいるが、ほとんどが学生って感じだな。つまり私、平均年齢を強烈に押し上げております・・・ところで制服姿の男子高校生はもっと「ガツン」な店でなくていいのだろうか?(余計なお世話)
ほどなく「鶏そば」がやってきた。
真っ白で深めの器に注がれたスープ――褐色でありながら透明感満点。そしてキラキラ☆
見た目はすんごくシンプルで、たっぷりのスープに泳ぐ中細のストレート麺に、かいわれ、メンマ、そして鶏と豚のチャーシューが1枚ずつ。
「きれい(はぁと)」
すでに心つかまれてます(笑)。
ではいただきまーす。スープをレンゲですくうと鶏の油がしっかりとスープの表面を覆っていることがわかる。鶏100%こそ、キラキラの正体。
「あちっ。」「うわっ、うめぇ。」
熱々でビックリしたけど(油で覆われているからね)、それ以上にその旨味に驚く。鶏の旨味の直球勝負。それもしっかりと手元でぐいっと伸びてくる直球。
出汁は決して単純な濃厚という言葉では表現しきれない。醤油も前へ前へという感じじゃない。強烈な剛速球ではないのかもしれないけど、見事にコントロールされている直球だ。すごい。お手上げ。たった1球で見逃し三振。(←何言ってる>俺)
つるりとした食感の麺も、スープのキラキラをまとって口にやってくる。つるりっ。つるりっ。抜群です!
半分ぐらい食べ進み、豚チャーシューのピンク色が少しスープの色になじんだとこでパクり。もぐもぐ。うわっなんだこの味わいは!こちらにも強烈な旨味が!
一方の鶏チャーシューはふわんふわん。
絶品。
もはやその単語しか思い浮かばない。
一気に完食して厨房の奥に声をかけて席を立つ。
「ごちそうさまでしたー。」
ちなみに高校生軍団は100円の替玉(安いっ)を2回。納得(笑)。
スープ熱々だから、替玉してもおいしさキープだと思います。
明治通りの馬場口交差点から早稲田通りを早大方向へ300mほど東進した右側(ローソンの隣)。最寄駅は副都心線西早稲田とか荒川線面影橋とかかな。東西線高田馬場駅からおそらく徒歩10分ぐらい。
0 件のコメント:
コメントを投稿