2016年6月22日水曜日

おじいちゃん893。

今回今さらながらに見てみた映画は「龍三と七人の子分たち」です。

人間誰しも老いるわけで、それはもうしょうがないし当然のことで。それをどうこう言うつもりはないんだ。ないんだけどな。

少なくとも僕が知っている北野作品の中では異質。独特の空気が感じられず、北野武ではなく、ビートたけしがベテラン俳優を使って作った壮大なコント、そんな感じだ。

でも「おじいちゃんコント」は若いヤツがやるからおもしろいんであって、おじいちゃんをおじいちゃんが演じちゃうと、せつなさのほうが上回ってしまって笑えない。
役者さんの芸達者ぶりも裏目かしらね。なんとも出オチ感。

藤竜也、カッコよかったからなー。超憧れてたもの。だからああいうの見たくなかったというのが本音かもな。せめて不格好でも丁々発止、ってのを期待してたから。

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