2016年5月12日木曜日

紫の涙雨。

映画「パープル・レイン」を見た。少しばかりバイアスがかかった状態で見てたかもしれないんだけど、でも、すごく良かった。

演奏すること、歌うこと、踊ること、演技すること。すべては“performance”するという明確な軸の上にある――届けるために。そんな感じを受けた。

そのあと、BSプレミアムで放送された追悼番組も見た。堪能した。
「パープル・レイン」がまるで未成熟であったかのように、その後の、特に「Sign O the Time」あたりからの楽曲とパフォーマンスは圧倒的だった。衝撃だったと言ってもいい。

僕は特にファンだったというわけではない。単にヒット曲だからと耳にしていた、その程度だ。
それなのに、こんなにも多く、深く自分の中に曲が刻まれていたことに驚いた。

もっとファンでいればよかった。リアルタイムで聞き込んでいればよかった。

ペイズリー・パークには未発表の楽曲が2000曲も残されているとか。急ぎすぎですよ、殿下。

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