今回今さらながらに見てみた映画は「ワイルド・ギース」。テレビの洋画劇場とかで見たことはある気はするんだけど(覚えてる台詞があった)、130分超をノーカットで見るのはたぶん初めて。
準主役でロジャー・ムーアが出演してて、そのせいか?オープニングとエンディングの感じが非常に007っぽくて笑った。当時のスタイルなのかなぁ。
傭兵になるのだって、それぞれの理由がある。金、主義、夢、逃避・・・前半部でしっかり「人間」を描いたからこそ、後半、映画の中に引きずり込まれる。その思いが、彼らの命の重さになる。そして苦難をともにしつつ築いた一体感。
だからこそ、ああいうエンディングに大納得なのであります。
ネタバレになるけど、僕が好きだったのは傷ついた兵士を乗せた「ダコタ」が離陸してアフリカの空を舞うシーン。あの機影こそ、The Wild Geese。
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もう1本、「イーグル・アイ」。“鳥つながり” ってことで(^^;
スピルバーグ製作総指揮というやけに耳慣れた言葉(笑)。
謎の女に監視され脅され操られ、次第に大きな陰謀に巻き込まれていく・・・そしてその女の正体とは・・・濃厚魚介豚骨レベルで「またお前か」と。まあそれ自体はヨシとしましょう。
スピード感やアクションや映像は実にハリウッド大作。さすが!ついでに言えば役者もトランスフォーマーかミッション・インポッシブルかって(笑)。
ただね、「女の目的」とやらが明らかになって・・・非常にわかりやすいし確かに「なるほど」と思わせる落としどころなんだけど・・・その落としどころは“テクノロジー”としておかしいぞ、と。もうね、それが僕的にダメなの。以上。
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