2015年7月14日火曜日

サード・パーソン。

今回今さらながらに見てみた映画は「サード・パーソン」また難解なやつ選んじゃった。主演は戦わないリーアム・ニーソン。だって作家役だ(^^;

パリ、ローマ、ニューヨーク。それぞれの街でそれぞれの物語。何のつながりもないそれぞれの物語。
ときにシンプルに、美しくわかりやすく群像劇は描かれていく。

ところが突然違和感。あれ、この街はニューヨーク?それともパリ?

やがてそれぞれの物語に「共通するイメージ・モノ」に気づく。水、電話、ホテル、仕事・金、子供・・・。

作家に向けて編集者が語った言葉で何かがつながったような感触。
急に思い出される冒頭の印象的なシーン。

そしてそれぞれの物語の終焉と、映画そのもののエンディング・・・うわわ!も、もしかしてそういうことなのか!?

だとするとあれもこれもタイトルさえも伏線なのか!全然そんな話だと思わなかったー(@_@)

ただ、僕自身のこの解釈・理解が正解なのか正直まったくわからない。作品の中で“答え”が示されることはないから。

難解。

意味不明という難解さではなくって、見る側に対して挑戦してくるミステリーのような難解さ。ああ、上手に表現できない。もどかしいぃぃ。

とりあえず、僕自身が「こう思った」という理解をベースにして、もう一度見なければならない、そういう気分になった映画でした。



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