スタジアムで見ていると、自分の席から近いところならいざしらず、局面局面では正直何が起こっているかよくはわからない。
双方の選手のシルエットが重なり、その直後にボールがどう転がるのか、その「結果」でしか判断ができない。
だからその気持ちを振り払うように声を出して応援する。だから興奮する。
が、よくよく冷静になってみると、攻められそうな場面は数あれど、結果的にゴール前の決定的なシーンはほとんど作られなかったし、枠内シュートそのものもほとんど浴びていないはずだ。つまり。
マスコミが最近好んで使っている言葉である「球際の強さ」。
さらに今季の浦和で際立つ「攻めているときのリスク管理」。
スコアから受けるイメージとは違い、まさしく守備の勝利であったかと。点は取れるが守れない数年前からの成長が見て取れて、おじさん感涙(T^T)
前節の馬鹿試合の反省がきちんとできていたことも大収穫。
2015 J.League Division1 1stStage #12
○浦和 4-1 東京
東京は立ち上がりから浦和最終ラインにプレスをかけにきてたけど、わりと余裕をもっていなせていた。
そして何より、無理してつながずに長いボールを蹴ってしまうという明確な選択肢もあった。そう、前線には興梠と忠成がいる。2枚あればそれなりに競り勝てる。さらにはその周辺で動き続けてくれる「じゃないほう」改め「こっちの武藤」との連係もある!
4得点につながった攻撃の形はシュート含めいずれもすばらしかったが、縦のボールがきちんと入るようになればこのぐらいの内容(ゴールが入るかどうかは別として)はできるはず。しかも相手DFには対策らしいものはなかったし。
とにかく、久しぶりにミシャサッカーらしいパスワークからのゴールがたーくさん見られて大満足なのであります。あー、酒が旨い。
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