「ミステリー×魔法使い」がなかなかだったので、勢い余って今度は「ミステリー×怪獣」だ。
てなわけで、西澤保彦「笑う怪獣」を読了。
で、この1冊の中でも同じことが。
怪獣をはじめとするSF×ミステリー短編集なのだけど、同じ登場人物の設定にもかかわらず、1本1本のテイストがすんごく違ってて、僕にとっては「うーん」もあれば「おおおおっ」もあって、ちょっと評価に困る。あと、全体には「ヘンタイ・テイスト」なので、良い子のみんなは読まないようにねっ!
収録されている7編のうち、怪獣が登場するのが3編あるけど、それ以外の「異形の者」が登場する作品のほうが好みだったかな。最後の「女子高生幽霊綺譚」がイチバン!
いずれにしても帯に書かれている「爆笑必至」はちょっと表現が違うと思うのであるのだよと。
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