今回今さらながらに見てみた映画は、「青春」「お仕事」がキーワードの邦画2本立て。業種でいうと、林業と酪農。
まずは「WOOD JOB ~神去なあなあ日常~」。大好きな矢口史靖監督作品。大学受験に失敗した男が、1年間の山奥での林業研修にでかけるお話。「できない主人公」が周囲の支えによって笑顔の中で成長していく――。染谷将太、さすが~。セリフどころか目の動きだけで表現ができる。すごい役者さんだと思いました。
矢口作品なので予想どおり、「悪い人」が登場しない。それがまずもってハッピー。それどころか皆、キャラ立ちすぎ!!いちいち説明はしないけれど、すべての役者さんがいい味を出している(個人的には優香がツボだが、伊藤英明はいろいろ凄かった)。
小ネタもあり、そして伏線がいろいろと回収されつつラストにはほっこりさせられる。気持ちのいい2時間なのでした。
三浦しをんの原作は・・機会があったら(^^;
* * *
もうひとつは「銀の匙 Silver Spoon」、こちらは荒川弘のマンガが原作。北海道の農業高校に「逃げてきた主人公」が、酪農を学びながら厳しい現実とも向き合い成長していく――。
んー。なんだ、このあっさり感は。なんも残らん。
厳しさもつらさも、雄大さも達成感も。甘酸っぱさも苦さも。なーんもだぁ。(←方言っぽく読んでね)
横目で見てた坊主1号に聞いてみたら、どうやらキャラクターもエピソードも「薄い」ってことみたいだ。というわけで、彼が全巻持ってる原作マンガを借りてみた。
・・・
おもしれーわ、このマンガ!もうイッキ読み!!
マンガ実写化って難しいね。しみじみ。
0 件のコメント:
コメントを投稿